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家族葬とは?葬儀費用や、どこまでの葬儀を家族葬というのか徹底解説
最終更新: 1月9日
元来お葬式と言えば、多くの方が参列して、
通夜
葬儀、告別式
などを行う『一般葬』が支流でした。
しかし近年では、近親者のみで行う、小規模な『家族葬』の割合が増えています。
確かに現場で働いていても、『家族葬』を耳にする機会が大分増えました。
ところで、『家族葬』とはどんな葬儀なのでしょう?
そこでこの記事では、『家族葬』の特徴や葬儀費用、どこまでのお葬式を『家族葬』と言うのかなどを紹介します。
家族葬のメリットとデメリットとは?増加傾向にある家族葬のメリット・デメリットを徹底解説 (touensha.com)
家族葬とは?葬儀費用や、どこまでの葬儀を家族葬というのか徹底解説

『家族葬』は、2000年を過ぎた頃から、新しい葬儀の形式として広まりました。
主に、都市部を中心に『家族葬』の割合が増加しています。
それでは、『家族葬』とはどのような特徴があるのでしょうか?
家族葬の特徴

『家族葬』とは、亡くなった故人の
家族
親戚
親しかった知人
のみが参列する、小規模で行う葬儀形式です。
また『家族葬』は、故人と近しい人達のみで行うため、
自由度が高い
遺族の負担が軽い
葬儀費用が抑えられる
などの特徴があります。
自由度が高い

『家族葬』の一つの特徴として、自由度が高いことがあげられます。
本来葬儀は、宗教儀礼や伝統的なしきたりに沿って行われます。
しかし、『家族葬』の場合では、特にこだわる必要がありません。
そのため、故人の考え方や趣味など、希望を前面に押し出して行うことができます。
故人が、宗旨・宗派にこだわる信仰心の強い方なら、従来通りの厳粛な式で行うも良し。
それとは違い、自由を好み、遊び心が強い方なら、趣味の物や音楽に囲まれた、明るい雰囲気で行うのも良し。
遺族の負担が軽い

お葬式とは、何かと慌ただしいものです。
遺族は、弔問客の対応に追われ、参列者をもてなさなければなりません。
しかし『家族葬』の場合、近親者のみの葬儀となるため、
参列者に気を使わない
ゆっくり最後の時間が過ごせる
など、遺族の負担が軽くなると言えるでしょう。
家族葬の葬儀費用は?

『家族葬』が増加傾向にある最大の要因は、葬儀費用が抑えられることでしょう。
昔は、お葬式を行うために、
150万円~200万円
掛かるのが当たり前でした。
しかし、平均寿命が伸びていることからも、『長生きリスク』が社会問題となっています。
つまり、生きている間に掛かるお金が増え、貯蓄や資産を圧迫しているのです。
となれば、お葬式の費用が、昔と同じという訳にはいきません。
そのため、少しでも葬儀費用が抑えられる『家族葬』が、年々増加傾向にあることも、納得の結果と言えるでしょう。
では、実際『家族葬』の葬儀費用は、いくらぐらい掛かるのでしょうか?
家族葬の全国平均費用

書籍やサイトなどで発表されている、『家族葬』の平均費用は正直まちまちです。
そのため、曖昧な数字にはなってしまいますが、
59万円~115万円
が、紹介されている『家族葬』の全国平均費用となります。
この幅のある平均費用から計算して、大雑把ではありますが、
85万円前後
が、『家族葬』の葬儀費用と言えるでしょう。
どこまでの葬儀を家族葬というのか?

それでは最後に、どこまでの葬儀を『家族葬』というのかです。
結論から言います。
『家族葬』の定義は、まだ決まっていません。。。
火葬だけで見送る式も、『家族葬』と言えます。
また、通夜・葬儀をしても『家族葬』と言えるのです。
このように、まだまだ始まったばかりの葬儀のため、これといった決まりがないのです。
そのため、私が考える一つの目安を、参考までに紹介します。
家族葬とは通夜を行わない葬儀

『家族葬』は、通夜を行わず、近親者のみで葬儀だけを行うことだと考えています。
『家族葬』は、近しい人達で行うため、故人とのお別れをゆっくり過ごせます。
故人との思い出を共に語り、笑い泣きながら、最後の時間を過ごす。
非常にアットホームで、温かな雰囲気で故人を送り出すことができるのです。
宗旨・宗派の考え方とは、根本的に異なります。
なぜなら『家族葬』は、無宗教形式を前提としているためです。
故人と最後の時間をゆっくり過ごせる
無宗教形式が前提
以上の理由から、『家族葬』は通夜を行わなくとも問題ありません。
まとめ

今回は、『家族葬』の特徴や葬儀費用、どこまでのお葬式を『家族葬』と言うのかなどを紹介しました。
昔から行われていた、従来通りのお葬式『一般葬』
それに対し、2000年以降から増加傾向にあり、今は一般的になった『家族葬』
どちらが正しいお葬式という話ではありません。
残された遺族が、故人を思い選択してあげる事が重要なのです。
ただし、葬儀が終わった後に、
イメージと違った
葬儀費用が高額だった
ということが無いように、葬儀の内容の違いについて知っておきましょう。
もしも、
葬儀費用
葬儀の形式
など、葬儀のことで分からないことがあれば、『橙縁社(とうえんしゃ)』に気軽にご相談下さい。
葬儀に関するご相談は『橙縁社』へ

葬儀に関する知識は、分からない事が当たり前です。
しかし、分からないからこそ、後々トラブルの原因にもなってしまいます。
葬儀費用が高かった
イメージと違った
これが、葬儀の2大トラブルであり、クレームの大半だと言えます。
そんな葬儀トラブルを回避するためにも、葬儀の準備は事前に行うことが大切なのです。
いざという時困らないように、葬儀全般の疑問は
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