大切な人が亡くなり、混乱の中進めて、決定しなくてはならない葬儀の内容。
また、葬儀に参列する人も、最後の見送りに立ち会いたいものです。
そんな時、事が起こる前に時間帯や、タイムスケジュールを把握しておけば、少しでも慌てずに、葬儀に集中できるのではないでしょうか?
特に『喪主』として、葬儀の内容を決める立場の場合、タイムスケジュールを理解しておくだけでも、多少は冷静に判断することができるでしょう。
そこでこの記事では、葬儀の時間の流れとして、葬儀や通夜の時間帯、タイムスケジュールなどを紹介していきます。
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通夜・葬儀の流れとタイムスケジュール|葬儀場・火葬予約の時間帯など葬儀の流れについて徹底解説
それでは、葬儀のタイムスケジュールを説明していきます。
ちなみに、日本の葬儀の8割は仏式(仏教)であるため、仏式の葬儀を基本として解説していきます。
また、『安置場所』が、
自宅安置
安置施設利用
によって、タイムスケジュールは変化しますが、今回は時間帯のイメージをしてもらうため、『安置場所』は分けずに解説します。
タイムスケジュール作成のための設定
葬儀は、その家ごとの希望もあり、ケースバイケースが非常に多いものです。
そこで、タイムスケジュールのための設定をしておきます。
・移動時間は30分
・事前にお別れの儀式
・火葬予約は早めの時間
・火葬場が隣接した斎場を利用
・住職の読経あり
・当日に納骨
*ここでの『お別れの儀式』は、お別れ花や副葬品を棺に納め、最後の故人との時間を指します。
*葬儀社などの葬儀専用ホールを利用した場合、ホールから火葬場への移動が発生するため、タイムスケジュールは大きく変わります。
また、近年では葬儀の選択肢も増えているため、特に代表的な3つの葬儀形式と、例題として『骨葬』のケースを合わせて、4つのケースでタイムスケジュールを組みます。
火葬式の場合
一日葬の場合
一般葬の場合
骨葬の場合
葬儀のタイムスケジュール|火葬式の場合
まずは、近年増加傾向にある『火葬式』のタイムスケジュールです。
『火葬式』は、火葬をすることを葬儀として捉え、式典などは行わない非常にシンプルな葬儀です。
そのため、本来であればほぼ丸一日掛かる葬儀が、約半日で終了します。
8:00~ ⇨ 遺族、親族集合
8:30~ ⇨ お別れの儀式
9:00~ ⇨ 火葬場に向けて出棺
9:30~ ⇨ 火葬場到着
9:45~ ⇨ 住職の読経(火葬経)
10:00~ ⇨ 火葬
11:30~ ⇨ 収骨
11:50~ ⇨ 墓地に向けて出発
12:20~ ⇨ 納骨
12:40~ ⇨ 終了、散会
上記のようなタイムスケジュールが、『火葬式』としては最も一般的でしょう。
遺族、親族が集まってから約4時間半で、葬儀・納骨まで終了し、解散します。
なお『火葬式』でも、一般会葬者が参列する場合もあります。
その場合は、
10:00~ ⇨ 火葬
11:50~ ⇨ 墓地に向けて出発
のどちらかのタイミングで、一般会葬者は終了、散会となります。
また、火葬の予約時間によっては、昼食の段取りも組み込まなくてはなりません。
火葬~収骨の空き時間
納骨終了後
以上のタイミングで、昼食の段取りを組んでいきましょう。
全く同じ内容の『お葬式』なのに、
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B社 ⇨ 120万円
C社 ⇨ 200万円
と、葬儀社によって非常に大きな葬儀費用の金額差があります。
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葬儀のタイムスケジュール|一日葬の場合
続いて『一日葬』のタイムスケジュールです。
『一日葬』は、『火葬式』と違って、
葬儀、告別式
を行い、式典を行うことを葬儀とします。
また、会葬者が多い場合は、
通夜
葬儀、告別式
と、本来2日掛けて行う葬儀を一日で行うため、タイムスケジュールは余裕を持って組んでいきます。
8:30~ ⇨ 遺族、親族集合
9:00~ ⇨ 火葬場に向けて出棺
9:30~ ⇨ 斎場到着
10:00~ ⇨ 遺族、親族受付
⇨ 喪主、遺族は一般会葬者対応
11:00~ ⇨ 葬儀、告別式開式
11:50~ ⇨ 閉式
⇨ 喪主、遺族は一般会葬者の見送り
12:20~ ⇨ お別れの儀式
12:45~ ⇨ 火葬炉へ移動
13:00~ ⇨ 火葬
14:30~ ⇨ 収骨
14:50~ ⇨ 墓地に向けて出発
15:20~ ⇨ 納骨
15:40~ ⇨ 終了、散会
なお、『一日葬』では
式場の予約
火葬の予約
の両方が必要なため、思い通りの時間では組みづらいものです。
そのため、上記のタイムスケジュールは、あくまでも一つの目安として参考にして下さい。
葬儀のタイムスケジュール|一般葬(通夜あり)の場合
次に、『一般葬』のタイムスケジュールです。
『一般葬』は、
1日目 ⇨ 通夜
2日目 ⇨ 葬儀、告別式
というように、2日間をかけて行う葬儀形式です。
そして、2日目のタイムスケジュールは『一日葬』と同じ流れの為、
通夜当日
のみのタイムスケジュールを説明します。
15:30~ ⇨ 遺族、親族集合
16:00~ ⇨ 斎場に向けて出棺
16:30~ ⇨ 斎場到着
17:00~ ⇨ 遺族、親族受付
⇨ 喪主、遺族は一般会葬者対応
18:00~ ⇨ 葬儀、告別式開式
18:50~ ⇨ 閉式
⇨ 喪主、遺族は一般会葬者の見送り
19:10~ ⇨ 終了、散会
*『通夜振舞い』を行う地域と、行わない地域があります。
また、焼香が終わり次第『通夜振舞い』の会場に移動する地域と、通夜式が終了してから会食会場に移動する地域など、地域差があるためタイムスケジュールから外してあります。
葬儀のタイムスケジュール|骨葬(火葬してから葬儀)の場合
最後に、『骨葬』の場合のタイムスケジュールです。
『骨葬』とは、式を行う前に火葬し、お骨の状態で式を行う葬儀形式です。
『骨葬』は、全国的には珍しいのですが、地域によっては当たり前の葬儀形式です。
また、『檀家』の特権でもある、お寺の本堂で葬儀を行う『寺葬』の場合も、基本的には先に火葬を行い、遺骨を持ってお寺に向かい、葬儀を執り行います。
では、比較をしやすいため、『一日葬』で『骨葬』のタイムスケジュールを説明します。
8:00~ ⇨ 遺族、親族集合
8:30~ ⇨ お別れの儀式
9:00~ ⇨ 火葬場に向けて出棺
9:30~ ⇨ 斎場到着
9:45~ ⇨ 住職の読経(火葬経)
10:00~ ⇨ 火葬
11:30~ ⇨ 収骨
12:00~ ⇨ 遺族、親族受付
⇨ 喪主、遺族は一般会葬者の対応
13:00~ ⇨ 葬儀、告別式開式
13:50~ ⇨ 閉式
⇨ 喪主、遺族は一般会葬者の見送り
14:20~ ⇨ 墓地に向けて出発
14:50~ ⇨ 納骨
15:10~ ⇨ 終了、散会
あくまでも目安の時間ですが、火葬を先に行い、その後に葬儀を行うため、順調に予約が取れたタイムスケジュールを見ると、約30~40分ほど早く終了、散会が可能となっています。
まとめ
今回は、葬儀の時間の流れとして、葬儀や通夜の時間帯、タイムスケジュールなどを紹介しました。
あくまでも、予約がスムーズに取れ、待ち時間がほとんど無いタイムスケジュールのため、実際はここまで順調にスケジュールを組むことは難しいです。
しかし、何となくでも葬儀のタイムスケジュールを理解しておけば、不安ごとを一つ解消することができ、より葬儀に集中することができるでしょう。
地域差や風習、宗派ごとの考え方が多い『葬儀』ですが、タイムスケジュールの一つの目安として、参考にして下さい。
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