忌中・喪中の期間にしてはいけないこととは?控えた方がよいこと・してもよいことを分かりやすく解説
- 橙縁社公式

- 7月8日
- 読了時間: 7分

ご家族が亡くなると、
忌中(きちゅう)
喪中(もちゅう)
という言葉を耳にする機会が増えます。
しかし、
忌中と喪中は何が違うの?
忌中や喪中は何日間?
喪中は何を控えればいいの?
神社に行ってもいいの?
など、疑問に感じる方も多いのではないでしょうか。
実は、『忌中』と『喪中』は意味も期間も異なります。
また、「絶対にしてはいけないこと」と「一般的に控えた方がよいこと」は区別して考えることが大切です。
そこでこの記事では、『忌中』・『喪中』の期間や控えた方がよいこと、普段どおり行っても問題ないことを、初めての方にも分かりやすく解説します。
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忌中と喪中の違いとは?
まずは、『忌中』と『喪中』それぞれの意味を確認しましょう。
項目 | 忌中 | 喪中 |
意味 | 故人を偲び、身を慎む期間 | 故人を追悼し、悲しみを大切に過ごす期間 |
一般的な期間 | 四十九日まで(神道では五十日祭まで) | 約1年間 |
主な目的 | 故人の冥福を祈る | 故人への追悼と遺族の心の整理 |
仏教では、故人は亡くなってから四十九日までの間に極楽浄土へ向かうと考えられています。
そのため、『忌中』となる四十九日法要までは、特に故人を供養し、静かに過ごす期間とされています。
一方、『喪中』は故人を偲ぶ期間であり、社会生活を制限するものではありません。
忌中・喪中に控えた方がよいこと

「何をしてはいけないのですか?」という質問をよくいただきます。
現在では昔ほど厳格ではありませんが、日本では次のようなことを控えるのが一般的です。
① お祝い事
『忌中』・『喪中』には、お祝いの席への参加を控える方が多くいます。
例えば、
結婚式
盛大な宴会
新年会
派手なお祝い
パーティー
などです。
特に、厳格ではなくなった現在でも、『忌中』は控えることが一般的です。
ただし、最近では事情に応じて参加するケースも増えています。
特に結婚式は、新郎新婦との関係や日程変更の可否などを考慮し、無理のない範囲で判断するとよいでしょう。
② 年賀状
『喪中』期間中は、新年のお祝いを控える意味から年賀状は送らないのが一般的です。
その代わりに、
喪中はがき
を送ります。
※喪中はがきを送る時期
一般的には
11月中旬~12月初旬
までに届くよう発送します。
相手がすでに年賀状を準備している可能性もあるため、できるだけ早めに送りましょう。
③ 神社への参拝
「忌中や喪中に神社へ行ってはいけない」と思われがちですが、実際には少し違います。
仏教の場合
仏教では、神社への参拝を特に禁止していません。
神道の場合
神道では死を「穢れ(けがれ)」と考えるため、『忌中』(約50日間)は神社への参拝を控える考え方があります。
その後、『忌明け』となる
四十九日
五十日祭
を終えてから参拝する方が多くなります。
なお、お寺へのお参りについては、『忌中』でも問題ないとされています。
④ 正月のお祝い
『喪中』期間中は、
正月飾り
門松
鏡餅
お祝いの挨拶(「あけましておめでとうございます」)
などは控えることが一般的です。
年始の挨拶は、
「今年もよろしくお願いいたします」
などのお祝いを含まない表現を使う方が多くなっています。
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忌中・喪中でもしてよいこと

『忌中』や『喪中』だからっと言って、「何もしてはいけない」というわけではありません。
現代では、社会生活まで止める必要はないと考えられています。
例えば、
仕事
学校
買い物
病院
通院
外食
銀行や役所での手続き
日常の家事
などは通常どおり行って問題ありません。
無理に生活を制限する必要はなく、故人を偲びながら日々の生活を送ることが大切です。
地域や宗派によって考え方は異なる

日本には多くの仏教宗派があり、地域によっても風習が異なります。
例えば、
忌中の日数
法要を行う時期
喪中期間
神社参拝に対する考え方
などは地域によって違いがあります。
そのため、
「この場合はどうしたらいいのだろう?」
と迷った場合は、
菩提寺
ご親族
葬儀社
へ相談すると安心です。
忌中や喪中の期間にしてはいけないことについてよくある質問(FAQ)

Q. 忌中は旅行に行っても大丈夫ですか?
A. 法律や宗教上の禁止はありません。ただし、『忌中』となる四十九日法要までは、故人を偲ぶ期間であるため、レジャー目的の旅行は控える方もいます。やむを得ない事情や仕事での移動は問題ありません。
Q. 喪中でも初詣に行けますか?
A. 喪中だからという理由で初詣が禁止されるわけではありません。ただし、神道では忌中(約50日間)は神社参拝を控える考え方があります。忌明け後であれば参拝する方も多くいます。
Q. 喪中でも仕事を休まなければいけませんか?
A. いいえ。喪中は社会生活を制限する期間ではありません。仕事や学校、日常生活は通常どおり行って問題ありません。
Q. 忌中・喪中に結婚式へ招待されたらどうすればいいですか?
A. 必ず欠席しなければならないという決まりはありません。故人との関係やご遺族の気持ち、新郎新婦との関係などを考慮して判断しましょう。迷った場合は、事前に相談すると安心です。
Q. 忌中と喪中は必ず守らなければいけませんか?
A. 忌中・喪中は法律で定められたものではなく、日本の慣習や宗教的な考え方に基づくものです。地域や宗派、ご家庭の考え方によって異なるため、無理のない範囲で故人を偲ぶ気持ちを大切にすることが何より重要です。
まとめ|忌中や喪中の行動は宗旨や地域でも異なります

『忌中』と『喪中』は似ているようで意味が異なります。
一般的には、
忌中 ⇒ 四十九日まで(神道では五十日祭まで)
喪中 ⇒ 約1年間
とされています。
『忌中』・『喪中』に「絶対にしてはいけないこと」は多くありませんが、お祝い事や年賀状などは控えるのが一般的です。
一方で、仕事や学校、買い物、病院への通院など、日常生活を過度に制限する必要はありません。
また、地域や宗派、ご家庭によって考え方が異なるため、不安なことや判断に迷うことがあれば、菩提寺や葬儀社へ相談することをおすすめします。
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