法事・法要とは?いつ何をする?種類・日程・準備・マナーまで分かりやすく徹底解説

更新日:7月7日

法事・法要とは?違いが分からない方へ
お葬式が終わると、ひと区切りついたように感じる方が多いでしょう。
しかし、仏教では葬儀は故人を見送る大切な儀式の一つであり、その後も故人を供養するための、
法要
法事
が続きます。
「四十九日」「一周忌」「三回忌」という言葉は聞いたことがあっても、
法事と法要は何が違うの?
いつ行うの?
必ず命日に行わなければいけないの?
何回忌まで続けるの?
と疑問を持つ方も少なくありません。
そこでこの記事では、法事・法要の違い、種類、日程、準備、マナー、よくある質問まで、初めての方にも分かりやすく解説します。
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法事と法要の違いとは?

実は『法要』と『法事』は同じ意味ではありません。
法要とは
『法要』とは、故人を供養するための宗教儀式そのものです。
具体的には、
読経
焼香
回向(えこう)
などが『法要』にあたります。
※回向⇒供養によって得られた『徳(功徳)』を、故人やご先祖様の冥福を祈るために差し向ける(振り分ける)行為。
そして、『法要』には大きく分けて
中陰法要 ⇒ 49日まで
年忌法要 ⇒ 一周忌以降
の2種類があります。
法事とは
『法事』とは、
僧侶による読経
焼香
お墓参り
会食(お斎)
親族との集まり
まで含めた一連の行事全体を指します。
つまり、
法要+会食+親族の集まり
これらをまとめて『法事』と呼びます。
法要はいつ行う?法要一覧

法要は亡くなった日(命日)を1日目として数えるのが一般的です。
中陰法要(49日まで)
法要 | 時期 |
初七日 | 7日目 |
二七日 | 14日目 |
三七日 | 21日目 |
四七日 | 28日目 |
五七日(35日) | 35日目 |
六七日 | 42日目 |
七七日(四十九日) | 49日目 |
百か日 | 100日目 |
※近年では、ご遺族の負担を考え、初七日法要を葬儀当日に繰り上げて行う地域も増えています。
年忌法要一覧
法要 | 行う時期 |
一周忌 | 亡くなって1年後 |
三回忌 | 亡くなって2年後 |
七回忌 | 亡くなって6年後 |
十三回忌 | 12年後 |
十七回忌 | 16年後 |
二十三回忌 | 22年後 |
二十七回忌 | 26年後 |
三十三回忌 | 32年後 |
五十回忌 | 49年後 |
【ポイント】
多くの方が勘違いするのが、三回忌は亡くなって3年後ではありません。
亡くなった年を1回目として数えるため、
三回忌=2年後
になります。
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法要では何をするの?

一般的な『法要』の流れは次の通りです。
参列者受付
僧侶入場
読経
焼香
法話
墓参り(行う場合)
会食(お斎)
※最近では会食を行わず、折詰やお弁当を持ち帰るケースも増えています。
法要の準備でやること

『法要』では事前準備が重要です。
約1〜2か月前
日程を決める
寺院へ依頼
会場予約
約3週間前
参列者へ案内
会食予約
約1週間前
供花
引き出物
お供え
お布施
などを準備します。
法要は命日に行わなければいけない?

結論から言うと、
必ず命日当日に行う必要はありません
現在では、
土曜日
日曜日
祝日
など親族が集まりやすい日に『法要』を行うことが一般的です。
ただし、
命日を過ぎて行うことは避ける
のが仏教の考え方です。
そのため、
命日より前の土日に行う
というケースが最も多くなっています。
※日程は早めに寺院へ相談しましょう。
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法要のお布施の相場

『お布施』は寺院や地域によって異なりますが、一般的には
四十九日:5万円
一周忌:3万円〜5万円
三回忌以降:3万円〜5万円
程度が目安です。
これとは別に
お車代
御膳料
を包む場合もあります。
法事は何回忌まで行う?

『法要』には明確な終了時期はありません。
一般的には
三十三回忌
五十回忌
で『弔い上げ』を行う地域が多くなっています。
なお『弔い上げ』とは、故人の個別の供養を一区切りとする法要です。
その後はご先祖様全体の供養として続けていきます。
地域や宗派によって違うため、お寺へ確認すると安心です。
親族はいつまで参加する?

近年では、親族全員が参加する『法要』は、
四十九日
一周忌
までという家庭が増えています。
その後、
三回忌
七回忌
になるにつれ、家族だけで行うケースも珍しくありません。
最近では少人数での『法要』も一般的になっています。
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中陰法要(49日)にはどんな意味がある?

仏教では、故人は亡くなってから49日間を、
中陰(ちゅういん)
といい、7日ごとに裁きを受けるという考えがあります。
そして、遺族が追善供養を行うことで、故人が安心して極楽浄土へ旅立てるよう願う意味があります。
そのため、四十九日は仏教において最も重要な法要の一つとされています。
法要や法事についてよくある質問(FAQ)

Q. 法事と法要は同じ意味ですか?
いいえ。
法要は読経や焼香などの供養の儀式を指し、法事は法要に加えて会食なども含めた一連の行事です。
Q. 法要は命日当日でないといけませんか?
必ずしも当日である必要はありません。
一般的には命日前の土日や祝日に行うことが多く、命日を過ぎないよう日程を調整します。
Q. 三回忌は亡くなって何年目ですか?
三回忌は亡くなって2年後です。
亡くなった年を1回目として数えるためです。
Q. 法要の服装は?
四十九日や一周忌は喪服が一般的です。
三回忌以降は、地域や家庭によっては略礼服でも問題ない場合があります。
Q. 法要は何回忌まで行えばよいですか?
一般的には三十三回忌または五十回忌で弔い上げを行います。
ただし宗派や地域によって異なります。
まとめ|法要や法事は故人やご先祖様の供養を行う大切な儀式です

法事
法要
は、故人を偲び、ご家族や親族が集まって供養する大切な機会です。
近年は家族だけで執り行うケースも増えていますが、故人への感謝の気持ちを形にするという意味は変わりません。
特に『四十九日』や『一周忌』は重要な節目となるため、早めに寺院へ相談し、無理のない日程で準備を進めることをおすすめします。
『法事』・『法要』の意味を理解し、故人との思い出を振り返りながら、心を込めて供養を行いましょう。
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