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2月1日5 分

枕経とは|行うタイミングやお布施、立会う時の服装など仏式の枕経について徹底解説

人が亡くなった時、納棺前に故人の枕元で、

  • 枕経

という読経をして頂くことがあります。

昔の日本では、枕経』は当たり前の光景でした。

しかし現在では、立ち会ったことも、見たこともない方が多いことでしょう。

では、『枕経』は必ずあげてもらうべきなのでしょうか?

また、『枕経』のタイミングや流れ、マナーなどはあるのでしょうか?

そこでこの記事では、故人様の枕元であげてもらう『枕経』のタイミングや、お布施、立会う時の服装など、『枕経』の内容について紹介していきます。

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枕経とは|行うタイミングやお布施、立会う時の服装など仏式の枕経について徹底解説

枕経』は、納棺の前に故人の枕元で読経することです。

浄土真宗では、『枕勤め』とも言います。

意味合いは諸説ありますが、

  • 霊が迷わず成仏する様に導く

という意味が一般的でしょうか。

昔は、自宅で臨終を迎える人が多く、『枕経』は当たり前の光景でした。

しかし現在は、ほとんどの方が病院などで亡くなり、住宅事情で自宅には安置せず、葬儀社の霊安室で安置することが一般的です。

そのため、本来自宅に住職を招き、『枕経』をあげて頂いていましたが、安置場所の問題からも『枕経』を見かけることが少なくなっていったのです。

また、『枕経』は宗派によって死生観の違いから、

  • 臨終勤行(りんじゅうごんぎょう)

  • 無常経(むじょうきょう)

という読経が行われることもあり、『枕経』を行わないこともあります。

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枕経を行うタイミングはいつなのか?

枕経』は、どんなタイミングで行われるのでしょうか?

実は、正式な時間帯やタイミングに決まりがある訳ではありません。

  • 亡くなった後すぐ

  • 通夜の前

など、地域によっても異なりますが、亡くなってからできるだけ早いタイミングで行います。

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枕経をお願いした時に何を準備するべきなのか?

『枕経』は、基本的に『檀家』の方が、菩提寺の住職に亡くなったことを連絡した上で、住職の判断で行うタイミングが決まります。

では、住職に『枕経』を行ってもらう時、遺族は何か準備をしておく必要があるのでしょうか?

『枕経』の際に準備するものとしては、

  • 白木の台に三具足(香炉・燭台・花立て)

  • 枕飯(水と茶・一膳飯・枕団子)

  • 枕刀

などを準備します。

ですが、宗派や地域によって異なるため、事前に確認して下さい。

なお、葬儀社に依頼した場合、葬儀社が全て準備してくれます。

ちなみに、祭壇などを用意する必要はありません。

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枕経の参列と服装は?

『枕経』の参列ですが、

  • 基本的には遺族のみ

となります。

ですが、『枕経』を行うこと自体が少なくなった現在、親戚が一緒に立会うことも多く、住職が問題なければ参列するケースが多くなっています。

友人、知人の一般の方は参列しません

また、『枕経』に参列する場合の服装ですが、

  • 平服(普段着)

で問題ありません。

しかし、葬儀儀式の一環であるため、

  • 派手な色合い

  • 数珠以外のアクセサリー

などは避けるようにしましょう。

ちなみに、葬儀の席での『平服』は、『準喪服』・『略喪服』を指します。

ではなぜ『枕経』の『平服』は、日常的に使われる意味の『平服』になるかと言うと、

  • 元々も枕経は生きている時にあげるもの

で、亡くなってから故人にあげるものではなかったからです。

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枕経に対するお布施は必要?

  • 通夜、葬儀の読経

  • 戒名

に対するお礼となる『お布施』ですが、『枕経』を行ったときにも渡すのでしょうか?

これについては、寺院の考え方や地域でも異なりますが、

  • 枕経単独でのお布施は必要ない

ことが一般的です。

『枕経』は、あくまでも葬儀儀式の一環であるため、通夜・葬儀の『お布施』に含まれていると考えられています。

また、より丁寧な作法としては、

  • 御車代

として、移動に対するお礼を多めに包むのが良いでしょう。

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まとめ

今回は、故人様の枕元であげてもらう『枕経』のタイミングや、お布施、立会う時の服装など、『枕経』の内容について紹介しました。

昔の日本では当たり前の光景であった『枕経』。

現在では、住宅事情などもあり、自宅ではなく葬儀社の霊安室に安置することが増え、『枕経』を見かけることも少なくなりました。

基本的には、『檀家』の方が『菩提寺』にお願いし、『枕経』をあげて頂くため、『菩提寺』がない方は『枕経』を行わないことが多くなります。

ですが、『枕経』には、

  • 霊が迷わず成仏する様に導く

という意味もあるため、葬儀儀式として検討してみるのも良いのではないでしょうか。

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