通夜
葬儀、告別式
法要、法事
お盆
など、遺族に対して『香典』を渡す機会があります。
その際、不祝儀袋には表書きがあり、自分で書く人も、すでに印字された袋を購入する人も、その表書きに悩む所です。
日本の葬儀は8割以上が仏式(仏教)であることから、ほとんどのケースでは、
御霊前
御仏前
御香典
の表書きを選ぶことになるでしょう。
ちなみに『御香典』の表書きは、通夜や葬儀、法事でも使用することができますが、
御霊前
御仏前
を選ぶ方が多く、その使い分けに悩む方も多いものです。
そこでこの記事では、不祝儀袋の表書きである『御霊前』と『御仏前』の違いや、使い方と意味について紹介していきます。
『葬儀費用が高過ぎた。。。』
『葬儀内容がイメージと違った。。。』
葬儀トラブルを回避するためには、葬儀の事前相談が最も有効!!
葬儀に不安がある方は、こちらをクリック
⇓⇓⇓⇓⇓⇓⇓⇓⇓⇓⇓⇓⇓⇓⇓⇓⇓⇓⇓⇓
香典表書きの御霊前と御仏前の違い|意味の違いやいつまで御霊前でいつから御仏前なのか
まず結論から先に言えば、
通夜から三十五日 ⇨ 御霊前
四十九日以降 ⇨ 御仏前
の表書きを使用します。
同じ仏教でも宗派によって違いがあり、浄土真宗の葬儀では『御仏前』で渡すことがより丁寧ではありますが、一般的に言えば『御霊前』を使用することが多く、
通夜から三十五日 ⇨ 御霊前
四十九日以降 ⇨ 御仏前
で覚えておけば問題はないでしょう。
また、通夜や葬儀の場合、宗教・宗派問わず、
御霊前
の表書きを使用すれば問題ないとされています。
反対に『御仏前』の表書きは、『霊』から『仏』になるという仏教の考え方のため、仏教以外では使用しません。
葬儀が終わった後に香典を渡す時の表書きは?
一日葬や家族葬が増えた現在、葬儀後に『香典』を渡す機会が増えました。
葬儀後に『香典』を渡す場合の表書きは、
御霊前
となります。
ただし、近年訃報の知らせを出さないケースも多く、人づてに聞いて弔問する場合もあります。
もし、四十九日を過ぎて弔問する場合は、
御仏前
の表書きを使用して下さい。
全く同じ内容の『お葬式』なのに、
A社 ⇨ 80万円
B社 ⇨ 120万円
C社 ⇨ 200万円
と、葬儀社によって非常に大きな葬儀費用の金額差があります。
葬儀費用に不安・疑問がある方は、下記をクリック!!
⇓⇓⇓⇓⇓⇓⇓⇓⇓⇓⇓⇓⇓⇓⇓
葬儀前に香典を渡す場合の表書きは?
家族葬で行う
葬儀当日参列できない
などの理由で、葬儀前に弔問した時に『香典』を渡すケースもあります。
また地域によっては、通夜や葬儀に参列しても、葬儀前の弔問時に『香典』を渡す風習もあるでしょう。
そういった葬儀前の表書きは、
御霊前
となります。
本来であれば、葬儀前は遺族も忙しく、悲しみの中で弔問の対応をしているため、義理事で記録を残す『香典』のやり取りは控えるべきです。
もしも、訃報に対する気持ちを表すのであれば、
御見舞
御花代
といった、お返し物のいらない表書きで、『香典』とは別に渡すべきです。
*地域によっては、御花代で返礼品を渡すケースもあります。
また、葬儀前であれば、
枕花
果物
菓子折
といった、お返しのいらない供物を渡すのも一つです。
ですが、自宅で故人を安置するケースも減り、家族葬が支流となりました。
そのため、葬儀前でないと『香典』を渡せない場合もあるでしょう。
間違っても『御仏前』の表書きは使用しないように気を付けて下さい。
法事で渡す場合の表書きは?
法事に参列する場合は、
三十九日法要まで ⇨ 御霊前
四十九日法要以降 ⇨ 御仏前
の表書きとなります。
また、四十九日法要は土日や祝日に行われることが多く、その場合の日程は、亡くなった日から49日目より繰り上げて行われます。
このような場合でも、四十九日法要をもって成仏すると考えられ、
御仏前
の表書きを使用します。
ただし、寺院や地域によっては、三十五日法要を重要として、四十九日法要を行わない場合もあります。
そのような寺院や地域の場合、三十五日法要で
忌明け
とされ、成仏したと考えられています。
特殊なケースではありますが、三十五日法要で忌明けとする場合、
御仏前
の表書きを使用します。
しかし、特殊なケースですので、地域の風習に従うのが良いでしょう。
まとめ
今回は、不祝儀袋の表書きである『御霊前』と『御仏前』の違いや、使い方と意味について紹介しました。
基本的な不祝儀袋の表書きは、
通夜から三十五日 ⇨ 御霊前
四十九日以降 ⇨ 御仏前
と覚えておけば問題ありません。
不祝儀袋の表書きは、一般常識であり、大人の葬儀マナーと言えます。
遺族の気持ちを配慮し、表書きを間違わないように気を付けて下さい。
葬儀に関するご相談は『橙縁社』へ
葬儀に関する知識は、分からない事が当たり前です。
しかし、分からないからこそ、後々トラブルの原因にもなってしまいます。
葬儀費用が高かった
イメージと違った
これが、葬儀の2大トラブルであり、クレームの大半だと言えます。
そんな葬儀トラブルを回避するためにも、葬儀の準備は事前に行うことが大切なのです。
いざという時困らないように、葬儀全般の疑問は
橙縁社(とうえんしゃ)
にお問合せ下さい。
一級葬祭ディレクターの専門スタッフが、24時間365日対応させて頂きます。
葬儀に不安がある方は、こちらをクリック
⇓⇓⇓⇓⇓⇓⇓⇓⇓⇓⇓⇓⇓⇓⇓⇓⇓⇓⇓⇓
全く同じ内容の『お葬式』なのに、
A社 ⇨ 80万円
B社 ⇨ 120万円
C社 ⇨ 200万円
と、葬儀社によって非常に大きな葬儀費用の金額差があります。
葬儀費用に不安・疑問がある方は、下記をクリック!!
תגובות