お葬式に参列した際、
『これより葬儀ならびに告別式を執り行います』
といったアナウンスや、『葬儀』『告別式』の看板を見たことがあるかと思います。
そのため、
葬儀
告別式
は、2つで1つの儀式だと勘違いしている方が多いものです。
しかし、混同されがちですが、『葬儀』と『告別式』は異なる儀式で、『葬儀』の一部ではありません。
そこでこの記事では、『告別式』の意味や内容、流れや参列マナーについて紹介していきます。
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告別式とは|葬儀と告別式は違う!流れや参列マナーを解説
『告別式』とは、
葬儀の後
葬儀の代わりに行われる
式であり、亡くなった方に別れを告げる儀式です。
『葬儀』と混同されることが多いですが、
葬儀 ⇨ 住職が中心となり故人を弔う儀式
告別式 ⇨ 喪主が中心で行う式
という違いがあります。
そして現在では一般的に、
葬儀 ⇨ 開式~遺族、親族の焼香
告別式 ⇨ 一般参列者の焼香~閉式
となっている事がほとんどでしょう。
告別式の流れと参列マナー
『告別式』に参列することを考え、流れや参列マナーを紹介しておきます。
一般的な『告別式』の流れは、以下の通りです。
受付
焼香
出棺
火葬
全く同じ内容の『お葬式』なのに、
A社 ⇨ 80万円
B社 ⇨ 120万円
C社 ⇨ 200万円
と、葬儀社によって非常に大きな葬儀費用の金額差があります。
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告別式の流れと参列マナー【1】受付
まず、葬儀会場に到着したら、
受付
を済ませておきましょう。
ちなみに、開式直前に『受付』を行おうとすると、行列が出来ているケースもあり、開式時間に間に合わないことが多々あるため、早めに『受付』を済ませておきましょう。
親族
一般
会社関係
など、『受付』が分かれていますので、該当する窓口で『受付』を行います。
受付で記帳を行う
香典を係に渡す
返礼品を受け取る
以上が『受付』で行うこととなります。
ここで注意点をいくつか紹介します。
まず記帳ですが、『芳名帳』という帳面に
名前
住所
連絡先
を記帳しますが、参列した本人の名前のみ記帳します。
次に、他の人の『香典』を預かり、参列する場合があります。
その場合は、
記帳 ⇨ 参列した本人だけ
返礼品 ⇨ 香典を包んだ人数分受け取る
という様な対応になります。
基本的には、『受付』には係の人間が立っており、『香典』を係に渡すため、
香典帳を自分で記帳することはない
のですが、『受付』を立てていない場合や、例外的に香典帳を自分で記帳するケースもあります。
告別式の流れと参列マナー【2】焼香
遺族
親族
の『焼香』が終わると、一般会葬者の焼香が始まります。
基本的には、『焼香案内』の係がいるため、その係の指示に従って行えば問題ありません。
焼香前
焼香後
に、遺族に対して黙礼を行いますが、焼香に長い列ができることもあるため、手短に済ませましょう。
また、故人や遺族、親族との繋がりはあるものの、特に親しい間柄でない場合、『焼香』が終わったら解散しても問題ありません。
そして近年、コロナ禍の影響もあり、
受付
開式前に焼香
解散
というように、一般会葬者が式に参列しないケースもあり、その会場でのやり方に従うようにしましょう。
告別式の流れと参列マナー【3】出棺
式が終わり、
花入れ
釘打ちの儀
などのお別れの儀式が行われます。
お別れの儀式が終わると、棺を霊柩車に乗せ、
火葬場へと出棺
となります。
式の最後まで残った方には、
出棺が故人を見送る最後の場
となりますので、できるだけ出棺まで立会うのが良いでしょう。
告別式の流れと参列マナー【4】火葬
基本的に『火葬』には、
遺族
親族
のみが立会い、一般会葬者は立会いません。
ですが、故人と本当に親しかった方は、遺族から立会いを勧められる場合もあります。
その場合、
火葬炉前に棺を安置
住職による読経
焼香
火葬炉へ棺を出棺
収骨
まで立会い、解散します。
火葬時間は、火葬場の設備や故人の体型などによっても異なり、
約1時間~2時間
で火葬が終了し、収骨となります。
なお、火葬まで立会いたい気持ちは分かりますが、
遺族からお願いされなかった場合
自分からは申し出ず、『出棺』で見送るのが参列マナーと言えるでしょう。
告別式の服装と身だしなみ
『告別式』と『葬儀』は異なる儀式とは言え、
喪服で参列
が常識です。
時に『葬儀』とは別の日に、『お別れ会』などで『告別式』を行う場合がありますが、その場合でも、主催者から指定がない限り、
準喪服
略喪服
を着用します。
参列時の持ち物としては、
数珠(仏式の場合)
香典、香典袋
袱紗(ふくさ)
という最低限の持ち物で参列しましょう。
ちなみに『袱紗(ふくさ)』とは、絹や縮緬(ちりめん)などで縫製された四角形の布で、『香典』を包むために使います。
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一般会葬者は通夜と告別式のどちらに出席するべきなのか?
一般会葬者としてお葬式に参列する場合、
通夜
告別式
が該当します。
では、『通夜』と『告別式』のどちらに参列するのが、葬儀マナーとしてより良いのでしょうか?
これに関しては、時代や社会情勢で変化をしているため、
通夜、告別式どちらかに参列
通夜、告別式どちらも参列
という様に、特に決まりはありません。
しかし、葬儀マナーの知識としては、
告別式に参列
が、一般会葬者としては正しい選択です。
なぜなら本来『通夜』は、遺族・親族・近親者が夜を通し死者と寄り添い、最後との別れを惜しみ、思い出を語るものでした。
ですが時代が変わり、『告別式』が一般化し、『通夜』が近親者以外も参列できる様になったことで、『通夜』が『告別式』の代替として考えられるようになったのです。
そのため、正式な意味とすれば、
一般会葬者は告別式に参列
するべきなのですが、時代と共にどちらに参列しても良くなり、仕事終わりなどの都合などで、
通夜のみ参列
の方が多いのが現状です。
まとめ
今回は、『告別式』の意味や内容、流れや参列マナーについて紹介しました。
混同されがちな『葬儀』と『告別式』ですが、その意味や内容は異なります。
葬儀 ⇨ 住職を中心に
告別式 ⇨ 喪主を中心に
また、本来の意味合いとは異なりますが、近年『通夜』も『告別式』化しており、一般会葬者も『通夜』に参列します。
しかし、本来の意味を考えれば、遺族・親族を除く一般会葬者は、
告別式に参列
するものです。
お葬式は、時代と共に変化し、本来の意味とは異なった流れにありますが、本来の意味を押さえつつ、故人様との最後のお別れの時間をお過ごし下さい。
葬儀に関するご相談は『橙縁社』へ
葬儀に関する知識は、分からない事が当たり前です。
しかし、分からないからこそ、後々トラブルの原因にもなってしまいます。
葬儀費用が高かった
イメージと違った
これが、葬儀の2大トラブルであり、クレームの大半だと言えます。
そんな葬儀トラブルを回避するためにも、葬儀の準備は事前に行うことが大切なのです。
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