火葬が義務化されている日本にとって、
エンバーミング
は、聞き覚えがなく、知らない人も多いものでした。
しかし、1995年の阪神淡路大震災以降、日本でも知られるようになり、『エンバーミング』を検討する人も増えている現状です。
『エンバーミング』を検討する人は、
より長い期間、故人と一緒に過ごしたい
見た目を元気な頃にしてあげたい
という理由が大半だと言えます。
また、新型コロナウィルスの影響で、『エンバーミング』を行い、故人と対面が可能にするため行った人もいることでしょう。
では、少しでも故人と長く過ごしたいと考える人にとって、
最大どれぐらいの期間
遺体を保つことが可能なのでしょうか?
そこでこの記事では、『エンバーミング』を行った時に遺体が保たれる期間や、日本での普及率について紹介していきます。
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エンバーミングで遺体が保たれる期間と日本の普及率
それでは、『エンバーミング』を行うことで、どれぐらいの期間遺体を保つことができるのでしょうか。
結論としては、
50日以内
となっています。
この期間には理由があり、
IFSA(一般社団法人日本遺体衛生保全協会)
の規定により、
50日以内の火葬
の確約が得られない場合、『エンバーミング』を受けてもらえないからです。
エンバーミングを行わない場合の腐敗防止期間は?
一般的な遺体の腐敗防止対策としては、
ドライアイス
を使用しています。
葬儀社によっては、冷蔵庫タイプの保冷型霊安室の場合もあります。
そして、ドライアイスなどで遺体が保たれる期間としては、
1週間
が目安で、季節や環境にもよりますが、1週間を越えると何かしらの変化が起こります。
正直現場の意見としては、
火葬までの期間は早ければ早いほど良い
としか言えません。
なぜなら、亡くなった原因や状況、故人の体質など様々な理由で、
遺体の腐敗期間に個人差が大きい
からなのです。
そのため、1週間『安置』しても問題ない故人もいれば、2日ほどで腐敗が進んでしまう故人もいるのです。
その点を考えれば、
ドライアイス ⇨ 1週間
エンバーミング ⇨ 50日以内
と確かに各段の差があり、遺体の状態も『エンバーミング』を行った方が良いと言えます。
ただ、実際『エンバーミング』を行った人でも、
1~2週間
で葬儀を行う方がほとんどとなっている現状です。
ちなみに、『エンバーミング』を行った後は『ドライアイス』をあてたり等、別の遺体保全対応をする必要はありません。
日本でのエンバーミング普及率は?
では最後に、実際の日本の『エンバーミング』普及率を紹介します。
確かに『エンバーミング』を検討する人は増えていますが、
約2%弱
が日本の『エンバーミング』普及率だと言われています。
参考までに諸外国を紹介すると、
アメリカ ⇨ 90~95%
カナダ ⇨ 90~95%
イギリス ⇨ 75%
シンガポール ⇨ 70%
フランス ⇨ 30%
オーストラリア ⇨ 25~30%
となっており、土葬文化が残っているキリスト教支流の国ほど、『エンバーミング』が盛んだと言えるでしょう。
日本は、火葬が義務付けされており、仏教が支流の国だからこそ、特別な理由がない限り『エンバーミング』は普及しずらい環境と言えるのではないでしょうか。
まとめ
今回は、『エンバーミング』を行った時に遺体が保たれる期間や、日本での普及率について紹介しました。
火葬が義務付けられている日本において、『エンバーミング』は普及しずらい環境にあります。
しかし、より綺麗で元気だった頃の面影で、最後の時間を過ごしたい人にとって、『エンバーミング』が一つの選択肢であることは間違いありません。
少しでも故人と長い時間を過ごしたい人や、葬儀日程を間を空けて立て、沢山の人にお別れをしてもらいたい人など、『エンバーミング』を選択肢に入れるのも良いのではないでしょうか。
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