top of page
  • 執筆者の写真橙縁社公式

エンバーミングで遺体が保たれる期間と日本の普及率


火葬が義務化されている日本にとって、

  • エンバーミング

は、聞き覚えがなく、知らない人も多いものでした。




しかし、1995年の阪神淡路大震災以降、日本でも知られるようになり、エンバーミング』を検討する人も増えている現状です。




『エンバーミング』を検討する人は、

  • より長い期間、故人と一緒に過ごしたい

  • 見た目を元気な頃にしてあげたい

という理由が大半だと言えます。




また、新型コロナウィルスの影響で、『エンバーミング』を行い、故人と対面が可能にするため行った人もいることでしょう。




では、少しでも故人と長く過ごしたいと考える人にとって、

  • 最大どれぐらいの期間

遺体を保つことが可能なのでしょうか?




そこでこの記事では、『エンバーミング』を行った時に遺体が保たれる期間や、日本での普及率について紹介していきます。


エリザベス女王の国葬で注目?イギリスのエンバーミング事情とお葬式
https://www.touensha.com/post/sougi163

 

  • 『葬儀費用が高過ぎた。。。』

  • 『葬儀内容がイメージと違った。。。』

この葬儀の2大トラブルを回避するためには、葬儀の事前相談が最も有効!!




茨城県の葬儀に不安がある方は、こちらをクリック

⇓⇓⇓⇓⇓⇓⇓⇓⇓⇓⇓⇓⇓⇓⇓⇓⇓⇓⇓⇓


 

エンバーミングで遺体が保たれる期間と日本の普及率



それでは、『エンバーミング』を行うことで、どれぐらいの期間遺体を保つことができるのでしょうか




結論としては、

  • 50日以内

となっています。




この期間には理由があり、

  • IFSA(一般社団法人日本遺体衛生保全協会)

の規定により、

  • 50日以内の火葬

の確約が得られない場合、『エンバーミング』を受けてもらえないからです。


エンバーミング処理とは|内容や費用、日本で必要ない理由など、勘違いされているエンバーミングを徹底解説
https://www.touensha.com/post/sougi21

 

エンバーミングを行わない場合の腐敗防止期間は?



一般的な遺体の腐敗防止対策としては、

  • ドライアイス

を使用しています。

葬儀社によっては、冷蔵庫タイプの保冷型霊安室の場合もあります。




そして、ドライアイスなどで遺体が保たれる期間としては、

  • 1週間

が目安で、季節や環境にもよりますが、1週間を越えると何かしらの変化が起こります。




正直現場の意見としては、

  • 火葬までの期間は早ければ早いほど良い

としか言えません。




なぜなら、亡くなった原因や状況、故人の体質など様々な理由で、

  • 遺体の腐敗期間に個人差が大きい

からなのです。




そのため、1週間『安置』しても問題ない故人もいれば、2日ほどで腐敗が進んでしまう故人もいるのです。




その点を考えれば、

  • ドライアイス  ⇨ 1週間

  • エンバーミング ⇨ 50日以内

と確かに各段の差があり、遺体の状態も『エンバーミング』を行った方が良いと言えます。




ただ、実際『エンバーミング』を行った人でも、

  • 1~2週間

で葬儀を行う方がほとんどとなっている現状です。




ちなみに、『エンバーミング』を行った後は『ドライアイス』をあてたり等、別の遺体保全対応をする必要はありません。


エンバーミング処理トラブルとデメリット|葬儀社の嘘で広がってしまった?エンバーミングトラブル
https://www.touensha.com/post/sougi101

 

日本でのエンバーミング普及率は?



では最後に、実際の日本の『エンバーミング』普及率を紹介します。




確かに『エンバーミング』を検討する人は増えていますが、

  • 約2%弱

日本の『エンバーミング』普及率だと言われています。




参考までに諸外国を紹介すると、

  • アメリカ    ⇨ 90~95%

  • カナダ     ⇨ 90~95%

  • イギリス    ⇨ 75%

  • シンガポール  ⇨ 70%

  • フランス    ⇨ 30%

  • オーストラリア ⇨ 25~30%

となっており、土葬文化が残っているキリスト教支流の国ほど、『エンバーミング』が盛んだと言えるでしょう。




日本は、火葬が義務付けされており、仏教が支流の国だからこそ、特別な理由がない限り『エンバーミング』は普及しずらい環境と言えるのではないでしょうか。


エンゼルケア、ラストメイクとは|葬儀社の必須スキルであるエンゼルケア、ラストメイクの内容
https://www.touensha.com/post/sougi20

 

まとめ



今回は、『エンバーミング』を行った時に遺体が保たれる期間や、日本での普及率について紹介しました。




火葬が義務付けられている日本において、『エンバーミング』は普及しずらい環境にあります。

しかし、より綺麗で元気だった頃の面影で、最後の時間を過ごしたい人にとって、エンバーミング』が一つの選択肢であることは間違いありません




少しでも故人と長い時間を過ごしたい人や、葬儀日程を間を空けて立て、沢山の人にお別れをしてもらいたい人など、『エンバーミング』を選択肢に入れるのも良いのではないでしょうか。


水戸市で葬儀社を選ぶポイント|葬儀社3タイプ別の特徴や、メリット・デメリットなど葬儀社の選び方
https://www.touensha.com/post/sougi08

 

葬儀に関するご相談は『橙縁社』へ



葬儀に関する知識は、分からない事が当たり前です。

しかし、分からないからこそ、後々トラブルの原因にもなってしまいます。


  • 葬儀費用が高かった

  • イメージと違った

これが、葬儀の2大トラブルであり、クレームの大半だと言えます。


そんな葬儀トラブルを回避するためにも、葬儀の準備は事前に行うことが大切なのです。


いざという時困らないように、葬儀全般の疑問は

  • 橙縁社(とうえんしゃ)

にお問合せ下さい。


一級葬祭ディレクターの専門スタッフが、24時間365日対応させて頂きます。




茨城県の葬儀に不安がある方は、こちらをクリック

⇓⇓⇓⇓⇓⇓⇓⇓⇓⇓⇓⇓⇓⇓⇓⇓⇓⇓⇓⇓





閲覧数:505回0件のコメント
bottom of page