皆さん、『エンバーミング』を知っていますか?
日本は火葬の国であり、『エンバーミング』という言葉すら聞いたことのない方が、多いのではないでしょうか?
しかし、葬儀業界では、近年注目度が高まっている内容です。
また、『エンバーミング』という言葉だけは、TVを始めとするメディアで聞き覚えがあっても、正確な内容を把握していない方も多いことでしょう。
そこでこの記事では、『エンバーミング』の内容や費用、その利点や注意点などについて紹介していきます。
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エンバーミング処理とは|内容や費用、日本で必要ない理由など、勘違いされているエンバーミングを徹底解説
『エンバーミング』とは、遺体を消毒や保存処理、また必要に応じて修復することで、遺体の長期保存を可能にする技法です。
土葬が基本の北米などでは、遺体から感染症が蔓延することを防止する目的もあります。
日本においての『エンバーミング』は、
エンバーマー
と呼ばれるIFSA(一般社団法人 日本遺体衛生保全協会)のエンバーマーライセンスを取得した者や、医学資格を有した医療従事者によって、化学的・外科学的に遺体を処置されます。
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
エンバーミング処理とは何をするのか?
『エンバーミング』が、遺体の保存処理であることが分かったと思います。
そこで次に、『エンバーミング』で実際何が行われているのか、順を追って紹介します。
全身の消毒、および洗浄
遺体の表情を整え、髭など処置
遺体の動脈より、循環器経路を使用し防腐剤を注入
遺体の静脈より、血液を排出
腹部に穴を開け、胸腔・腹腔部の体液、消化器官内の残存物を除去
胸腔・腹腔部に防腐剤を注入
切開部の縫合と修復
全身・頭髪を洗浄
上記の内容を見てもらえば分かるように、
腐敗を防ぐ処置
外見を整える
この2点のために『エンバーミング』が行われます。
全く同じ内容の『お葬式』なのに、
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なぜエンバーミング処理の注目度が上がっているのか?
『エンバーミング』を行う主な理由は、
遺体の腐敗を防ぐ
この1点が、特に重要なポイントです。
そのため、土葬が支流である北米(アメリカ、カナダ)では一般的でした。
ですが、日本は火葬が支流なため、遺体を長期保存する考え方がありません。
しかし、近年『家族葬』が葬儀の支流となったことで、葬儀に新たな考え方が生まれてきました。
家族葬で故人をゆっくり美しく見送りたい
医療の進歩により、
延命治療
高度治療
の結果として、遺体の腐敗が速くなったと言われています。
近年支流となった『家族葬』は、
家族
親族
近親者
のみで、故人とのお別れを、ゆっくりと落ち着いた雰囲気の中で行われます。
この『家族葬』の特徴であり、メリットと言える部分が、
『エンバーミング』の内容
と合致しだしていると考えられます。
エンバーミング処理の費用は?
『エンバーミング』は、資格を持ったエンバーマーによって行われる、特殊であり専門的な内容です。
そのため、『エンバーミング』費用は高額です。
15~25万円
が一般的な金額と言えるでしょう。
エンバーミング処理の注意点と勘違いされているポイント
最後に、『エンバーミング』を依頼する際の注意点を紹介します。
それは、『エンゼルケア』や『ラストメイク』と、混合されているケースがある点です。
『エンバーミング』自体、まだまだ世間的に認知されている訳ではありません。
そのため、葬儀社によっては、
ラストメイク
エンゼルケア
を、『エンバーミング』と称して、高額な請求をされるケースがあります。
基本的に、メイク(死に化粧)や簡易的な処置は、葬儀社のスタッフにとって、必須スキルだと言えます。
故人の外見を整えることは、葬儀社にとって当たり前です。
より思い出深く、気持ちのこもった送り出しをサポートすることが、葬儀社の人間にとっての仕事だとも言えます。
また、一部の葬儀社はできますが、『エンゼルケア』は医療従事者が行ってくれることが一般的です。
エンバーミング処理とエンゼルケア・ラストメイクの混同
そして『エンバーミング』は、より専門的な遺体処理です。
エンバーミング
エンゼルケア
ラストメイク
の違いは、多少分かりずらく、線引きが曖昧ですが、混同しないように気を付けましょう。
特に、外見を整えてもらいたい希望を伝えた時に、
『エンバーミングですね』
『20万円費用が掛かります』
など、内容も確認しない葬儀社がいたら、葬儀自体を頼むことを控えた方がいいでしょう。
確かに『エンバーミング』の線引きは、葬儀社にとって、まだまだ内容が固まっていません。
そのため、『事前相談』を活用して、
内容
費用
が、ちゃんと合っているのか、しっかりと確信して下さい。
まとめ
今回は、『エンバーミング』の内容や費用、その利点や注意点などについて紹介していきます。
大切な人との最後の時は、生前に近い美しい面影で、ゆっくりと過ごしたいものです。
そんな遺族の想いと、近年の『家族葬』のスタンダード化に伴い、注目度を上げている『エンバーミング』。
今までは、火葬の国である日本にとって、『エンバーミング』は聞き覚えがないものでした。
しかし、時代や社会の変化と共に、価値が変わりつつあります。
エンバーミング
エンゼルケア
ラストメイク
違いが分かりずらく、内容の線引きも曖昧ではあります。
ですが、内容の違いを少しでも理解して、費用の差額面はもちろんですが、最後のお別れの時間をより良いものとできるように、検討してみてはいかがでしょうか。
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