御車料・御車代とは?封筒の書き方・金額相場・渡し方を解説|御布施・御膳料との違い

更新日:9月9日

お葬式
法事・法要
の際、住職へ『御布施(おふせ)』をお渡しします。
その際、
御車料(おくるまりょう)
御膳料(おぜんりょう)
を『御布施』とは別に用意するケースがあります。
中でも『御車料』とは、住職が葬儀会場や自宅などへ移動する際の交通費として渡す謝礼です。
「御車料はいくら包めばいい?」
「御車料と御車代は違う?」
「御布施と一緒の封筒に入れてもいい?」
「いつ、どうやって渡す?」
など、葬儀や法事を初めて経験する方には分からないことも多いでしょう。
そこでこの記事では、御車料・御車代の意味、金額相場、封筒の書き方、渡すタイミング、渡し方、御布施・御膳料との違いを、初めての方にも分かりやすく解説します。
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御車料・御車代とは?簡単にいうと住職への交通費

『御車料』とは、葬儀や法事・法要の際に、住職が自宅や葬儀会場などへ移動した場合に、交通費として渡す謝礼です。
例えば、
自宅で法要を行い、住職が自分の車で来た
葬儀会館まで住職が自家用車で移動した
寺院から葬儀会場まで住職が移動した
といった場合に、『御車料』を用意します。
ただし、必ず『御車料』を渡さなければならないという全国一律の決まりがあるわけではありません。
寺院や宗派、地域、檀家との付き合いによって考え方が異なるため、迷った場合は菩提寺や葬儀社へ確認するのが確実です。
御車料と御車代は違う?
結論として、一般的には、
御車料
御車代
は、実質的な意味に大きな違いはありません。
そのため、市販の封筒には「御車料」「御車代」の両方がありますが、仏事では、
「御車料」
と書かれた封筒を使用することが多いでしょう。
※ただし、地域や寺院によって慣習が異なる場合があります。
また、『御車代』は目上の人が目下の人に使い言葉でもあります。
そのため、住職への謝礼と考えれば、
御車料
で渡すことがより丁寧な作法だと言えるでしょう。
御車料はいくら?金額相場は5,000円~1万円程度が目安

『御車料』の金額は、全国で統一された金額が決まっているわけではありません。
一般的な目安としては、
5,000円~1万円程度
から考えることが多いでしょう。
ただし、
住職の移動距離
移動回数
葬儀・法要を行う地域
寺院ごとの慣習
などによって異なります。
例えば、近距離であれば5,000円程度、遠方から来ていただく場合には1万円以上を包むこともあります。
※移動距離によるタクシー代を目安にするのも良いでしょう。
御車料の金額に迷ったら?
「5,000円で失礼ではない?」
「1万円くらい包んだ方がいい?」
と悩む方も少なくありません。
この場合は、金額だけで判断せず、寺院や葬儀社に確認することをおすすめします。
特に地域によって葬儀や法要の風習が異なるため、一般的な相場だけを基準にするのではなく、その地域や寺院の慣習を優先することが大切です。
全く同じ内容の『お葬式』なのに、
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と、葬儀社によって非常に大きな葬儀費用の金額差があります。
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御車料が必要ないケースとは?

住職が葬儀や法要のために移動したからといって、必ず『御車料』が必要になるとは限りません。
【例】
① 遺族が住職を送迎した場合
遺族側で住職の送迎を行い、交通費が発生していない場合は、御車料を用意しないケースがあります。
② タクシーを手配して遺族側が料金を支払った場合
住職の移動のためにタクシーを手配し、その料金を遺族側で精算している場合も、別途御車料を渡さないことがあります。
③ 寺院で葬儀・法要を行う場合
住職が普段いる寺院で葬儀や法要を行う場合、移動そのものが発生しないため、御車料を用意しないことがあります。
※ただし、これも寺院によって考え方が異なります。
「御車料を用意するべきか分からない」という場合は、事前に確認しておくと安心です。
御車料の封筒は何を使う?書き方を解説

『御車料』は、基本的に白い無地の封筒などに包みます。
封筒の表書きには、
御車料
と書きます。
文字は筆ペンなどを使用し、封筒の中央上部に「御車料」と書き、その下に施主の氏名などを記載します。
例えば、
御車料
山田家
という形です。
※地域や寺院によっては、名前の書き方などにも慣習があるため、分からない場合は葬儀社や寺院へ確認しましょう。
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御車料は御布施と同じ封筒に入れていい?

これは非常に多い質問です。
基本的には、
御布施
御車料
御膳料
は、それぞれ別の封筒に分けて用意するのが一般的です。
なぜなら、それぞれの意味が違うためです。
袋 | 意味 |
御布施 | 僧侶への謝礼・寺院へのお礼 |
御車料 | 住職の交通費としての謝礼 |
御膳料 | 僧侶が会食を辞退した場合などに渡す食事代相当の謝礼 |
したがって、例えば葬儀で御布施・御車料・御膳料を渡す場合には、3つに分けて準備すると分かりやすいでしょう。
御車料はいつ渡す?タイミングと渡し方

『御車料』を渡すタイミングとしては、葬儀や法要が始まる前に、住職へ挨拶する際に渡す方法が一般的です。
「本日はよろしくお願いいたします」
などと挨拶をしながら渡すとよいでしょう。
ただし、開始前に渡すことが難しい場合は、葬儀・法要終了後にお礼を伝えて渡しても問題ありません。
大切なのは、慌ただしい時間を避け、住職へ失礼のないタイミングでお渡しすることです。
御車料は手渡ししていい?切手盆や袱紗を使う

『御車料』を渡す際は、直接封筒を裸のまま手渡しするより、切手盆や袱紗(ふくさ)を使用する方法が丁寧です。
切手盆とは?
僧侶への御布施など、金封を渡す際に使用する小型のお盆です。
封筒を切手盆に載せ、表書きが相手から読める向きにして差し出します。
袱紗とは?
金封を包むための布です。
切手盆が用意できない場合には、袱紗から取り出して渡す方法もあります。
葬儀では何かと準備するものが多いため、御布施・御車料・御膳料をまとめて事前に準備しておくと安心です。
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A社 ⇨ 80万円
B社 ⇨ 120万円
C社 ⇨ 200万円
と、葬儀社によって非常に大きな葬儀費用の金額差があります。
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御車料についてよくある質問

Q. 御車料は必ず渡すものですか?
A. 必ず渡さなければならない全国共通の決まりがあるわけではありません。
住職の移動方法や地域、寺院の慣習などによって異なります。迷った場合は、菩提寺や葬儀社に確認しましょう。
Q. 御車料は5,000円で大丈夫?
A. 一般的な目安として5,000円程度から考えることができます。
ただし、遠方から来ていただく場合などは金額が変わることがあります。地域や寺院の習慣を優先してください。
Q. 御車料と御車代はどちらが正しい?
A. 一般的には、どちらも交通費としての謝礼を意味します。
仏事では「御車料」と表書きするケースが多いですが、寺院の習慣に合わせるのが安心です。
Q. 御布施・御車料・御膳料を一つの封筒に入れてもいい?
A. 基本的には、それぞれ別の封筒に分けて用意するのが一般的です。
御布施、御車料、御膳料はそれぞれ意味が異なるため、別々に包みましょう。
Q. 御車料は新札を使うべき?
A. 必ず新札でなければならないという決まりはありません。
ただし、謝礼としてお渡しするものなので、汚れや破れのない、きれいなお札を用意するとよいでしょう。
Q. 御車料を渡すとき、何と言えばいい?
A. 「本日はありがとうございます。よろしくお願いいたします」など、簡単な挨拶で問題ありません。
難しい言葉を使う必要はなく、感謝の気持ちを伝えることが大切です。
葬儀で後悔しないためには「事前相談」が大切

葬儀は突然必要になることが多いため、短時間で葬儀社・斎場・宗教者などを決めなければならない場合があります。
その結果、
「思っていたより費用が高かった」
「プランに含まれていると思っていたものが別料金だった」
「何を準備すればいいのか分からなかった」
という後悔につながることがあります。
こうした葬儀トラブルを防ぐためにも、元気なうちに葬儀の事前相談をしておくことをおすすめします。
事前相談では、
葬儀形式
葬儀費用
会場
火葬場
宗教者への謝礼
御布施・御車料・御膳料
葬儀後の手続き
などを確認できます。
「まだ葬儀を決めるつもりはない」という方でも、費用や流れを知っておくだけで、いざという時の負担を大きく減らせます。
まとめ|御車料は住職の交通費として渡す謝礼

『御車料』とは、葬儀や法事・法要などで住職が移動する際の交通費として渡す謝礼です。
ポイントをまとめると、
御車料と御車代は、一般的には同じ意味
金額は5,000円~1万円程度が一つの目安
遠距離の場合などは金額が変わる
御布施・御車料・御膳料は別々に包むのが一般的
表書きは「御車料」
葬儀・法要の開始前に渡す方法が一般的
切手盆や袱紗を使用すると丁寧
地域・寺院によって習慣が異なるため確認することが大切
『御車料』は単なる「交通費」ではなく、葬儀や法要のために足を運んでいただいたことへの感謝の気持ちを表す謝礼でもあります。
金額や作法に迷ったときは、無理に自己判断せず、菩提寺や地域の葬儀事情に詳しい葬儀社へ相談すると安心です。
葬儀に関するご相談は『橙縁社』へ

葬儀に関する知識は、分からない事が当たり前です。
しかし、分からないからこそ、後々トラブルの原因にもなってしまいます。
葬儀費用が高かった
イメージと違った
これが、葬儀の2大トラブルであり、クレームの大半だと言えます。
そんな葬儀トラブルを回避するためにも、葬儀の準備は事前に行うことが大切なのです。
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全く同じ内容の『お葬式』なのに、
A社 ⇨ 80万円
B社 ⇨ 120万円
C社 ⇨ 200万円
と、葬儀社によって非常に大きな葬儀費用の金額差があります。
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