近年、お葬式の支流となっている『家族葬』。
『家族葬』は自由度が高く、家族の希望が反映されやすい反面、明確な決まりがありません。
そのため、友人や知人、会社関係の人にとって、どのようにすれば良いのか悩む場面が多いものです。
特に、『香典』のやり取りには悩む所です。
生前の関係性や地域・会社の決まり事など、簡単に判断できないのが現実でしょう。
そこでこの記事では、『家族葬』と言われた際の『香典』や供花、弔電の扱いについて紹介していきます。
『葬儀費用が高過ぎた。。。』
『葬儀内容がイメージと違った。。。』
葬儀トラブルを回避するためには、葬儀の事前相談が最も有効!!
葬儀に不安がある方は、こちらをクリック
⇓⇓⇓⇓⇓⇓⇓⇓⇓⇓⇓⇓⇓⇓⇓⇓⇓⇓⇓⇓
家族葬と言われたら香典はどうするべき?供花や弔電の対応や香典辞退と言われた時は?
まず大前提として、
一般葬 ⇒ 参列者を限定しない葬儀
家族葬 ⇒ 参列者を限定する葬儀
のどちらの葬儀で参列する場合、
香典を持参する
ことがマナーです。
ただ『家族葬』では、
喪主が香典を辞退
するケースがよく見られます。
この『香典辞退』の場合は、喪主や遺族の意思を尊重し、
香典は渡さない
とになりますので、案内など知らせを確認しておきましょう。
家族葬に参列できない場合、香典はどうするべき?
『家族葬』の場合、遺族や親族のみが参列し、友人や知人など一般の人は参列できないことが一般的です。
また、知らせや案内がない場合、『香典辞退』のケースも多く、『香典辞退』であれば『香典』を渡しません。
では、『香典辞退』の知らせや案内がない場合、『家族葬』に参列できない人は、『香典』をどのように対応するべきなのでしょうか?
『家族葬』で参列ができない場合、『香典』を渡すタイミングとしては以下のケースが考えられます。
自宅に弔問して直接渡す
現金書留で香典を郵送する
家族葬で参列できない時の香典【1】自宅に弔問して直接渡す
葬儀前や葬儀後、自宅などに『弔問』した際に『香典』を直接渡し、お悔やみを伝えます。
ただし『家族葬』の場合、『弔問』を辞退しているケースもあります。
遺族の了承が得られない場合、『弔問』は避けるのがマナーです。
必ず、喪主・遺族に確認を取り、了承を得られた場合『弔問』して、『香典』を直接渡しましょう。
家族葬で参列できない時の香典【2】現金書留で香典を郵送する
本来であれば、『香典』は直接手渡しすることがマナーです。
しかし、喪主から『家族葬』に案内されているけれど、葬儀に参列できない場合に限り、
香典を郵送
することも良いとされています。
また、『家族葬』で参列の案内がない場合、
香典の郵送はマナー違反
となりますので、喪主・遺族に確認無しで『香典』を郵送することはやめて下さい。
『香典』を郵送する際は、必ず現金書留でなければいけません。
現金書留封筒
添え状(便箋と封筒)
香典袋
現金
の4点を用意し、現金は香典袋に入れます。
現金書留の封筒に直接現金を入れないように注意して下さい。
全く同じ内容の『お葬式』なのに、
A社 ⇨ 80万円
B社 ⇨ 120万円
C社 ⇨ 200万円
と、葬儀社によって非常に大きな葬儀費用の金額差があります。
葬儀費用に不安・疑問がある方は、下記をクリック!!
⇓⇓⇓⇓⇓⇓⇓⇓⇓⇓⇓⇓⇓⇓⇓
家族葬で参列した時に受付がない場合はどこで香典を渡すの?
『家族葬』は、参列者を限定している葬儀の為、
受付がない
ケースが多く見られます。
一般葬であれば、まず受付で記帳をし、係のスタッフに『香典』を渡します。
では、『家族葬』で受付がない場合、『香典』をどのように渡すのが正しいのでしょうか?
答えは、受付がない場合、親族控室などで喪主に直接お渡ししましょう。
渡すタイミングにも特に決まりはなく、葬儀前でも葬儀後でも問題はありません。
ですが、返礼品のやり取りもあるため、
葬儀前に香典を渡す
方が無難でしょう。
家族葬で供花や弔電は贈っても良いの?
一般葬の場合、祭壇の両脇に『供花』が並び、『弔電』の読み上げがされます。
また、葬儀前の故人の枕元に、『枕花』が飾ってある事も多いものです。
では、『家族葬』の場合でも、同じように『供花』や『弔電』を贈っても良いのでしょうか?
結論、喪主や遺族から辞退がなければ、贈っても問題ありません。
ただし、辞退の知らせがある場合、『香典』と同じように、『供花』や『弔電』を贈ってはいけません。
『家族葬』は、喪主や遺族の意向を元に行う葬儀です。
そのため、昔ながらの風習よりも、喪主や遺族の意向を尊重してあげましょう。
なぜ香典辞退の知らせがあると香典を渡してはいけないのか?
『香典』には様々な意味合いがありますが、
故人への最後の贈り物
遺族への葬儀費用の一部負担
といった意味が一般的に知られており、なぜ『香典』を受け取らないのか疑問に思う人もいるでしょう。
『家族葬』を行う理由には、
故人との最後の時間を遺族だけでゆっくり過ごしたい
という考え方が一番多いでしょう。
そして、参列者の接待や必要な事務作業の軽減といった考え方もあるでしょう。
この負担や手間の軽減のため、『香典辞退』の選択をする遺族が多いのです。
『香典』を受け取ると、地域によって、
当日返し ⇒ 香典を頂いたらその場で返す
忌明け返し ⇒ 四十九日の忌明け後に返す
の違いはありますが、『返礼品』を準備しなくてはなりません。
すると、かえって遺族の負担が増してしまう可能性があるのです。
また『香典』には、お互い様・義理事の意味合いがあります。
社会人となり、地元ではない地域が生活圏の喪主も多いものです。
仮に『香典』を受け取ったとしても、頂いた相手方に不幸があった場合、義理事を続けることが難しく、それであれば自分たちの代で義理事を終了させるため、『香典辞退』の選択する方もいる訳です。
『葬儀費用が高過ぎた。。。』
『葬儀内容がイメージと違った。。。』
葬儀トラブルを回避するためには、葬儀の事前相談が最も有効!!
葬儀に不安がある方は、こちらをクリック
⇓⇓⇓⇓⇓⇓⇓⇓⇓⇓⇓⇓⇓⇓⇓⇓⇓⇓⇓⇓
家族葬の場合は喪主や遺族に確認が必要
『家族葬』に明確な決まりはないものの、家族や近親者のみで故人を偲ぶお葬式となっています。
そのため、従来のお葬式と異なり、地域の風習やしきたりよりも、家族の希望が反映されやすい特徴があります。
そのため、葬儀に関わる、
弔問
葬儀の参列
香典
供花や弔電
などについては、必ず喪主や家族に確認した上で、判断する必要があるのです。
特に『香典』の扱いについては、判断を迷う所です。
大前提として、
香典辞退
の知らせがあった場合、『香典』を渡してはいけません。
次に、『家族葬』の知らせがあり、『香典辞退』の伝達がない場合は、『香典』を持参しましょう。
『家族葬』の知らせがあった段階で、一般葬と同じと考えて問題ありません。
葬儀に参列する、参列しないに拘らず、
葬儀前の弔問
葬儀当日の参列時
葬儀後の弔問
の際に、『香典』を渡すようにしましょう。
もし、喪主や家族から直接『家族葬』の知らせがない場合は、連絡や挨拶状が届くまで何もしないことがマナーとなります。
そのため、葬儀に参列したり、『香典』を渡すことはマナー違反となります。
喪主や家族が『家族葬』を選んだことにも理由があります。
相手方の気持ちを尊重しつつ、仮に人づてに訃報を聞いたとしても、
弔問
葬儀の参列
香典
を自分の判断で決めず、どうしてもという方は、喪主や家族に確認をして下さい。
家族葬で職場からの香典は受け取るべき?
忌引き休暇をもらい、仕事を休むことになるため、職場への知らせは必ず行います。
すると、職場から『香典』をもらうケースがあります。
『家族葬』でも職場から『香典』を受け取るべきなのでしょうか?
これについては、会社ごとに規定があり、その規定に従って判断しましょう。
一般的な考え方としては、
名義が会社の香典であれば受け取る
となり、会社名義の『香典』には香典返しは必要ありません。
また、職場の人に個人名義での『香典』を受け取るかは、
香典辞退 ⇒ 受け取らない
特に規制なし ⇒ 受け取る
と判断し、『香典』を受け取る場合、香典返しを渡します。
まとめ
今回は、『家族葬』と言われた際の『香典』や供花、弔電の扱いについて紹介しました。
近年お葬式の支流となっている『家族葬』。
『家族葬』は、喪主や家族の考えが反映されやすく、自由度が高い反面、従来のお葬式とは異なる部分もあり、迷うことも多いのが現実でしょう。
特に、葬儀に関わる、
弔問
葬儀への参列
香典
供花や弔電
については、デリケートな部分も多く、自分で勝手に判断することはマナー違反となります。
喪主や家族から、『家族葬』の知らせや参列の話があった人は、従来のお葬式と違いはありません。
ですが、直接の知らせがなかった人は、知らせがあるまで何もしないことがマナーです。
更に、『家族葬』の場合、各内容について喪主や家族に確認してから判断することが基本となりますので、勝手に判断しないよう注意しましょう。
葬儀に関するご相談は『橙縁社』へ
葬儀に関する知識は、分からない事が当たり前です。
しかし、分からないからこそ、後々トラブルの原因にもなってしまいます。
葬儀費用が高かった
イメージと違った
これが、葬儀の2大トラブルであり、クレームの大半だと言えます。
そんな葬儀トラブルを回避するためにも、葬儀の準備は事前に行うことが大切なのです。
いざという時困らないように、葬儀全般の疑問は
橙縁社(とうえんしゃ)
にお問合せ下さい。
一級葬祭ディレクターの専門スタッフが、24時間365日対応させて頂きます。
葬儀に不安がある方は、こちらをクリック
⇓⇓⇓⇓⇓⇓⇓⇓⇓⇓⇓⇓⇓⇓⇓⇓⇓⇓⇓⇓
全く同じ内容の『お葬式』なのに、
A社 ⇨ 80万円
B社 ⇨ 120万円
C社 ⇨ 200万円
と、葬儀社によって非常に大きな葬儀費用の金額差があります。
葬儀費用に不安・疑問がある方は、下記をクリック!!
Comments