高齢者自らが、老後や自分の死後のために備える、
終活
を考える人が増え、関心が集まるようになりました。
『終活』は、遺された家族や周囲の人達に、苦労を掛けないことも目的の一つです。
そして近年では、歩んできた人生を振り返り、気持ちを整理することで、これからの人生をどのように生きるのか、というライフプランを考えるきっかけとも考えられています。
つまり『終活』とは、今後の人生をより充実させるために、大切な活動とも言えるのです。
しかし、『終活』の言葉を聞いた事や、何となくのイメージはあるかも知れませんが、具体的に何を行うのか分からない人がほとんどです。
そこでこの記事では、『終活』の内容やいつから、何を始めるべきなのかについて紹介していきます。
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終活とは|いつから何を始めるのか?するべき10選とエンディングノートの書き方について

『終活』とは、人生の最後にむけて行う活動や、事前準備のことです。
『終活』の目的としては、
身の回りの整理
今後の介護や医療についての意向
葬儀やお墓に関して
遺産相続や遺言書の作成
など多岐に渡り、遺された家族に負担を掛けないために行うケースがほとんどでしょう。
終活を行うメリットとは?

では、『終活』を行う目的が分かった所で、『終活』を行うメリットは何なのでしょうか?
『終活』を行うメリットとしては、以下の3つがあげられます。
充実感のある残りの人生設計
遺産相続などトラブルの回避
家族への負担軽減
終活を行うメリット【1】充実感のある残りの人生設計
人生の最後をゴールとして考えた時、残りの人生をどう生きるのかと計画を立て、やりたい事やこれからの過ごし方を明確にすることで、充実した老後生活を送ることができます。
また、『終活』を行うことで自分自身の整理がつき、死に対する不安解消につながったという声もあります。
終活を行うメリット【2】遺産相続などトラブルの回避
死後は、遺産相続などの金銭トラブルが起きやすく、家族や親戚関係がこじれてしまう可能性があります。
『終活』で財産の分配や相続方法を明確にしておき、必要に応じて『遺言書』を残しておけば、トラブルの回避にもつながります。
終活を行うメリット【3】家族への負担軽減
人が亡くなり、混乱した精神状態で、
葬儀
お墓
葬儀後の事
を決めていくことは、想像以上に大変です。
負担を軽減するためにも『終活』を行い、『エンディングノート』を書き残しておくことは、遺された家族に大きなメリットとなるでしょう。
いくつ頃から終活をはじめるのか一般的な年齢は?

まず大前提として、『終活』を始める年齢に決まりはありません。
ですが一般的には、
余命宣告をされた時
定年を迎えた時
子供の結婚
といった人生の節目をきっかけに『終活』を始める方が多い傾向です。
『終活』は、荷物の整理や『エンディングノート』の作成など、ある程度の時間を要します。
また、自分自身で判断し、決断する必要があります。
そのため、体力や気力がある内に始めることが理想と言えるでしょう。
一気に全てを決めるのではなく、すこしずつ進めていくのも良い方法だと言えます。
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終活で行うこと10選

ここからは、実際に『終活』で行うことを10個にまとめて紹介します。
荷物の整理
医療や介護の意思表示
資産・財産の管理、整理
お葬式の希望
お墓など埋葬先
相続について
老後の資金、住まいについて
交友関係の整理、連絡先のまとめ
老後のやりたいことをまとめる
エンディングノート作成
終活で行うこと【1】荷物の整理
身の回りの不用品を整理、処分をしましょう。
亡くなった後の遺品整理は、お金も時間も掛かり、大きな負担になってしまいます。
残す物
捨てる物
に分けて、捨てる物は早急に処分します。
また、趣味やコレクションなど、処分しにくい物は、譲渡や販売をする選択肢もあります。
どうしても捨てられない物は、亡くなった後の希望を『エンディングノート』に書き記しておきましょう。
終活で行うこと【2】医療や介護の意思表示
延命治療を行うのか?
看病や介護が必要になった時どこで過ごしたいか?
施設に入る場合の希望や条件
といった内容は、家族が独断で決めるには非常に判断に悩みます。
『終活』の一環として、家族と話し合っておくのが良いでしょう。
終活で行うこと【3】資産・財産の管理、整理
老後資金を管理する上で、
資産や日々の出費を把握
固定費の見直し
が必要です。
医療保険や車両保険など、各種保険関係については、ライフステージによって必要な保障が変わってきます。
『終活』をきっかけに、一度見直しをしてみましょう。
また、複数の金融機関の口座や、投資資産について、家族が把握できておらず、死後の手続きの際、家族に大きな負担となることが多くなっています。
資産・財産の管理、整理は『終活』において、重要な項目だと言えるでしょう。
終活で行うこと【4】お葬式の希望
近年では、お葬式の選択肢が広がっています。
昔ながらの『一般葬』から近年支流の『家族葬』、式を行わない『火葬式』など、故人の人間関係や家族の状況によって、様々な選択肢から葬儀形式を選ぶ時代です。
『終活』の一環として、自身の葬儀の『事前相談』を行う人も増えました。
また、生きている間に、お世話になった人達への挨拶も兼ねて、『生前葬』を検討される人もいることでしょう。
お葬式をどのように行うのかも、『終活』にとって決めておく内容となるのです。
終活で行うこと【5】お墓など埋葬先
昔は、葬儀後や49日法要後に、お墓に納骨を行うことが当たり前でした。
しかし近年では、お墓を引き継ぐ『墓守』が問題となっており、
墓じまい
を検討する人も増えています。
また、お墓を立てない・持たない選択肢も広がっており、
樹木葬
海洋散骨
永代供養
など、埋葬方法も家族の状況によって様々です。
火葬が終了した後、遺骨の埋葬方法についても家族での相談が必要です。
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終活で行うこと【6】相続について
『相続』は、遺された家族や親族の関係を複雑にしてしまう可能性がある、非常にデリケートな問題です。
残された人達のトラブルを回避するためにも、『終活』で決めておくべき重要な内容です。
故人の財産の情報が不足していると、調査に時間と費用が掛かり、手続がスムーズに行えなくなります。
また、整理できていない財産が見つかった場合、相続のトラブルになる可能性が高くなってしまいます。
まず、財産の情報をまとめておきましょう。
家や土地の権利書
株券など投資資産
絵画や美術品、骨董品
各金融機関の口座情報
など、家族が把握しきれない財産の情報を1か所にまとめましょう。
次に、財産の情報を『エンディングノート』などに書き出し、記録として残します。
そして忘れがちですが、負債や借金などのマイナスも財産として相続されます。
マイナスの財産もしっかり書きだして下さい。
最後に、相続に関することは、『エンディングノート』ではなく、
法的な効力のある遺言書
に残しておくことが大切です。
『遺言書』は、何度も書き直すことができるので、思い立った時に作成してみましょう。
終活で行うこと【7】老後の資金、住まいについて
財産の管理として、相続する分だけではなく、老後の生活に必要なお金の計画も立てなければなりません。
年金だけで生活費が足りない場合、貯金を切り崩す必要があります。
投資に資金を回し、収入を増やすことを検討する方もいらっしゃいます。
老後の資金計画については、専門家である『ファイナンシャルプランナー』に相談してみるのも良いでしょう。
また、老後の住まいに関する計画も立てておきましょう。
介護が必要になった時、
今住んでいる家に住み続ける
家族と同居する
施設に入居する
などの選択肢があり、リフォームや施設の情報収集、予算の選定などが必要です。
終活で行うこと【8】交友関係の整理、連絡先のまとめ
亡くなった時、家族から友人・知人に連絡を入れる必要があります。
いくら家族とはいえ、故人の交流関係を全て把握することは不可能です。
葬儀の連絡を含め、連絡を入れてもらいたい人達の連絡先リストを作成しておきましょう。
終活で行うこと【9】老後のやりたいことをまとめる
『終活』は、今後の人生をより充実させるために、大切な活動とも言えます。
趣味や旅行、習い事など、やってみたいことを書きだしてみましょう。
新たな仕事に挑戦する方もいれば、ボランティアなど地域活動に参加し、新しい出会いや交流を楽しむなど、老後のやりがい考え、人生のゴールまで充実した生き方を模索してみましょう。
終活で行うこと【10】エンディングノート作成
『エンディングノート』とは、自分の人生の最後について、家族や友人に伝えておきたい内容を書き残すノートです。
書き方や内容に制限はなく、自由に書いて問題ありません。
ただし、『遺言書』のように法的な効力はありませんので、ご注意下さい。
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と、葬儀社によって非常に大きな葬儀費用の金額差があります。
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エンディングノートの記入例

『エンディングノート』は、自由に書き残して問題ありません。
ですが、何を書いたら良いのか悩む方も多いものです。
そこで参考までに、『エンディングノート』の記入例を紹介しておきます。
自分史
*生い立ちから現在まで、学歴・職歴、趣味など
個人情報
*本籍や年金手帳、マイナンバーカードなど重要情報と保管場所
家族・親戚、知人の名前と連絡先
医療情報
*かかりつけの病院、病歴や持病、服用している医薬品など
保険情報
*加入している保険会社、契約プランや契約者、保険受取人など
財産情報
医療・介護の意思表示
葬儀や埋葬の希望
デジタル情報
*IDやパスワード、メールアドレスなど
項目が多くなる可能性があるため、一度で書こうとせず、少しずつ時間を掛けながら『エンディングノート』を書き進めていくいきましょう。
なお、銀行やクレジットカードの暗証番号など、第三者に渡ると危険な情報を記入する場合、『エンディングノート』の管理を徹底して下さい。
まとめ

今回は、『終活』の内容やいつから、何を始めるべきなのかについて紹介しました。
残された家族に迷惑を掛けず、人生をより充実させる目的で広がっている『終活』。
ですが、『終活』の言葉を聞いたことはあっても、具体的に何を行うのか分からない方も多いものです。
一般的には、
身の回りの不要なものを片付ける
遺産相続や遺品整理の手続きに関する情報をまとめる
葬儀の内容や規模、埋葬を考える
医療や介護の希望をまとめておく
エンディングノートを作成する
といった内容が『終活』と言えます。
また、自分自身で明確な意思表示と判断ができる時に『終活』を行うべきで、目安となる年齢などはありません。
一気にまとめて行うのではなく、少しずつ行い、『エンディングノート』なども書き直ししながら進めていくのが良いでしょう。
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葬儀に関する知識は、分からない事が当たり前です。
しかし、分からないからこそ、後々トラブルの原因にもなってしまいます。
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これが、葬儀の2大トラブルであり、クレームの大半だと言えます。
そんな葬儀トラブルを回避するためにも、葬儀の準備は事前に行うことが大切なのです。
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