寝ずの番とは?意味・由来・現代の習慣までわかりやすく解説
- 橙縁社公式

- 9月16日
- 読了時間: 5分
『寝ずの番(ねずのばん)』とは、通夜の夜に故人のそばで夜通し過ごし、線香やろうそくの火を絶やさないように見守る習慣です。
そして、翌日の葬儀・告別式までの最後の時間を、故人と過ごすための大切な儀式とされています。
そこでこの記事では、『寝ずの番』の意味や由来、現代の習慣まで紹介していきます。
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寝ずの番とは?意味・由来・現代の習慣までわかりやすく解説

かつて『寝ずの番』には、
夜通し遺体を守る
悪霊や災いから守る
という意味がありました。
そして、医療が未発達だった時代に、故人が本当に亡くなっているかを確認する目的で行われたことが起源とされています。
また、線香やロウソクの火を絶やさないことで、故人が悪霊に憑かれたり、あの世への道に迷ったりするのを防ぐという意味で行われてきました。
寝ずの番の意味と由来

『寝ずの番』には、以下のような意味と由来があります。
医学的理由
宗教的理由
故人との最後の時間
寝ずの番の意味と由来【1】医学的理由
医療技術が発達していなかった時代には、亡くなったとされてから息を吹き返すことが稀にありました。
そのため、夜通し見守ることで蘇生していないかの確認をしていました。
これが『寝ずの番』の起源とされています。
寝ずの番の意味と由来【2】宗教的理由
線香やロウソクの火を絶やさないことで、
故人に悪霊が憑くのを防ぐ
無事に極楽浄土へ旅立てるように祈る
という宗教的な意味合いも、『寝ずの番』にはあります。
寝ずの番の意味と由来【3】故人との最後の時間
通夜の後、翌日の葬儀に向けて、遺族が故人とゆっくり時間を過ごし、思い出を偲ぶための大切な時間でもあります。
そして現代では、この意味合いが強くなっています。
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寝ずの番の流れ

『寝ずの番』は、以下の流れで進めることが、伝統的な形でした。
通夜式後、遺族や親族が交代で故人のそばに残る
線香やロウソクが消えないように見守る
故人を偲びながら語り合う、思い出を共有する
そして、故人を送り出す宴の意味もあり、食事やお酒が振舞われました。
現代での寝ずの番

近年では、『寝ずの番』を一晩中行うことは少なくなりました。
その理由としては、
遺族の負担の軽減
工夫された設備の導入
自宅以外の安置場所の増加
があげられるでしょう。
現代の寝ずの番の減少理由【1】遺族の負担の軽減
核家族化により、故人の親族の人数が減りました。
そのため、交代で夜通し見守ることが難しくなり、負担の軽減のため減少傾向となりました。
現代の寝ずの番の減少理由【2】工夫された設備の導入
最近では、
燃焼時間の長いロウソク
長時間焚ける渦巻き型の線香
などを使用することで、線香や明かりの番の意味合いが減りました。
現代の寝ずの番の減少理由【3】自宅以外の安置場所の増加
現代の家屋では、自宅で故人を安置することが難しくなりました。
そこで、葬儀社などの霊安室といった安置施設を利用することが多くなっています。
葬儀社によっては、24時間故人と一緒に過ごせる施設もありますが、寝泊まりできない施設もあり、年々『寝ずの番』が減った要因でもあります。
まとめ

通夜の夜に、故人のそばで線香やロウソクの火を絶やさず見守る習慣の『寝ずの番』。
現代では、必ずしも一晩中寝ずに付き添うことも少なくなり、時間の短い「半通夜」が増えたりしている傾向にあります。
しかし、故人との最後の時間をゆっくりと過ごすための習慣であり、一部で減少傾向ではありますが、大切な習慣であることに変わりはありません。
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