8月中旬から、葬儀の内容でメディアに騒がれた情報があります。
それは、
火葬待ち
についての情報です。
日本では法律上、人が亡くなった場合、必ず火葬を行わなくてはなりません。
また、火葬をするためには、火葬の予約を取る必要があり、この火葬予約は早い者順となっています。
そして、火葬予約までの期間、
自宅
民間の霊安室
などで故人を『安置』し、極力遺体の保全を行いながら、予約の日程を待つことになるのです。
近年、住宅事情や近所付き合い等の理由もあり、
民間の霊安室
を利用する家族が増えており、この霊安室の利用には、
1日○○○○○円
というように利用料金が掛かり、火葬待ちの期間が長いほど費用が増してしまう為、葬儀費用が高騰します。
この葬儀費用の高騰につながるため、
火葬待ち
の期間が長いと問題視されている訳です。
では、実際本当に火葬待ちの期間はそれほど長いのでしょうか?
そこでこの記事では、火葬待ちの期間は実際どれぐらいなのか、葬儀に携わる葬儀社の現場の意見をお伝えしていきます。
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『火葬待ち深刻化』報道は本当?葬儀の現場から実際の状況を解説
火葬待ちで2週間…深刻化する火葬場不足の実態
*8月15日テレ朝news
「火葬待ちで10日間」もザラ… “火葬場不足”問題の切り札「2か月長期保存」も可能な「遺体安置冷蔵庫」大人気の裏側
*8月20日、デイリー新潮
「火葬待ち」深刻化、3割が最長6~8日待機…遺族の心理的・金銭的負担重く
*8月21日、読売新聞オンライン
*引用元:週刊女性PRIME
お盆以降、上記のようなニュースが報じられました。
全て『火葬待ち』が問題視された内容です。
確かに、火葬までの期間が長いことは、精神的にも金銭的にも、遺族の負担となります。
精神的な面で言えば、遺体保全の為ドライアイスなどを使用し、極力遺体の腐敗を防ぎます。
ですが、『エンバーミング処理』を行わない限り、どんなに細心の注意を払ったとしても、徐々に腐敗は進んでしまいます。
大切な人の腐敗による変化は、遺族にとって精神的ショックが非常に大きく、その姿も記憶に残ってしまうでしょう。
これは、非常に辛いことです。
また金銭面の負担であれば、民間が運営している『霊安室』の利用料金です。
一般的に、葬儀社は『霊安室』を完備していますし、近年では『霊安施設』だけを運営している民間業者もあります。
この『霊安室』の利用料金は、地域や設備内容によっても異なりますが、
1日当たり:10,000円~
が一般的で、設備内容によってより高額な費用が掛ります。
仮に、『火葬待ち』の記事でもあったように、10日『安置』したと仮定しましょう。
10,000円×10日=100,000円
となる上に、遺体保全のため『ドライアイス』の代金が別途掛かります。
つまり、10日間『霊安室』を利用した場合、
200,000円以上
の費用が『安置』に掛かり、『火葬待ち』の長さの弊害となっている訳です。
火葬待ちは10日~2週間も掛かるのか?
火葬待ちで2週間
10日待ちはザラ
などの言葉が出ていましたが、本当にそれ程長い期間待つのでしょうか?
現場の意見を言わせてもらうと、
NO!そんなに待ちません
が答えになります。
もちろん、時期や地域によって、『火葬待ち』の期間は異なります。
例えば、寒くなり体調を崩しやすい季節は、亡くなる人も多く、火葬の予約は取りずらくなります。
また、住民数や世帯数に対して、火葬場が少ない地域は、予約が取りずらいのは確かです。
それでも、2週間という長い期間、『火葬待ち』をするケースはほとんどあり得ないと言えます。
では、実際の『火葬待ち』の期間はどれぐらいなのでしょうか?
参考までに、当社の所在地である茨城県水戸市、その近郊の市町村から、平均的な火葬待ち期間を紹介します。
*都心部になる程、火葬待ち期間は長くなる可能性が高いため、参考としてお考え下さい。
全く同じ内容の『お葬式』なのに、
A社 ⇨ 80万円
B社 ⇨ 120万円
C社 ⇨ 200万円
と、葬儀社によって非常に大きな葬儀費用の金額差があります。
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茨城県水戸市や近郊の市町村の火葬待ち期間
まず大前提として、火葬予約は早い者順の為、希望通りに予約が取れる訳ではありません。
また、葬儀を土日など休日に行いたいという希望によって、先の火葬予約が埋まってしまう場合もあります。
そのため、あくまでも参考となる目安となりますので、ご了承ください。
それでは、茨城県水戸市及び近郊の市町村での火葬待ち期間を紹介します。
通常 ⇨ 2日~3日
繁忙期 ⇨ 5日~1週間
*繁忙期の目安は、11月~2月の寒い時期や、8月~9月のお盆明け頃が該当します。
上記で紹介したように、通常であれば2~3日、繫忙期であっても5日~1週間というのが、『火葬待ち』の平均的な期間です。
もちろん、土日を希望したり、間に友引を挟んでしまうと更に長引くこともありますが、基本的には最長1週間といったところでしょう。
火葬待ち期間を早める方法はないのか?
『火葬待ち』の最長が1週間と言われても、故人を長い期間『安置』することに不安や抵抗がある方も多いものです。
では、『火葬待ち』の期間を早める方法はないのでしょうか?
結論から言うと、あるにはあります。
しかし、確実な方法ではありませんし、費用も多く掛かります。
その方法とは、別の地域の火葬場を利用することです。
例えば、故人や届人が茨城県水戸市に住民票があるとします。
その場合、水戸市の火葬場を利用します。
基本的に、住民票がある地域の火葬場を利用することになるのです。
しかし、地域外の火葬場も利用可能です。
ですが、住民票がある市町村の住民ではないため、
市外料金
という地域外料金が発生します。
どれぐらいの金額差があるかと言うと、
水戸市市内料金 ⇨ 火葬料金5,000円
地域外市外料金 ⇨ 火葬料金40,000円~
というように、大きく金額が異なります。
更に、葬儀を行うにあたり、
葬儀式場
控室
を利用する場合、地域外料金として
2~3倍
ほどの費用が発生します
そのため、各火葬場の『火葬待ち』を確認し、
霊安室使用料
地域外火葬料金
を比較した上で、火葬場を選ぶのが良いでしょう。
まとめ
今回は、火葬待ちの期間は実際どれぐらいなのか、葬儀に携わる葬儀社の現場の意見をお伝えしました。
火葬場の数は、地域によって異なります。
また、東京都などのように、民間が運営している火葬場もあります。
費用面を考慮し、地域外や民間火葬場を利用する方法もありますが、
10日~2週間が当たり前
ということはありません。
地域によって『火葬待ち』の期間は異なりますが、
3日前後
の『火葬待ち』が一般的で、繁忙期であっても、
1週間前後
ほどで予約を取ることはできます。
友引を挟んだ
土日に日程を希望した
菩提寺の予定と合わせた
など、日程が先送りになる事柄がない限り、10日~2週間の『火葬待ち』はないと考えて問題ありません。
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葬儀に関する知識は、分からない事が当たり前です。
しかし、分からないからこそ、後々トラブルの原因にもなってしまいます。
葬儀費用が高かった
イメージと違った
これが、葬儀の2大トラブルであり、クレームの大半だと言えます。
そんな葬儀トラブルを回避するためにも、葬儀の準備は事前に行うことが大切なのです。
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