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天台宗の焼香回数と作法|1~3回(基本2回・押しいただく)が葬儀マナー|参列前に知っておきたい焼香作法

  • 執筆者の写真: 橙縁社公式
    橙縁社公式
  • 2025年7月31日
  • 読了時間: 7分

更新日:2月15日


天台宗の葬儀での焼香

葬儀に参列した際、多くの方が戸惑うのが『焼香の回数作法』です。

焼香は宗派ごとに違いがあり、故人やご遺族に敬意を示すためにも、可能であれば相手方の宗派に合わせた作法を知っておきたいものです。



結論からお伝えすると、天台宗の焼香は、

  • 回数 ⇒ 基本2回(寺院により1回または3回)

  • 押し ⇒ 押しいただく(回数は寺院により異なる)

が一般的です。



もちろん、自身の信仰する宗派の作法で焼香しても失礼にはあたりません。

しかし、宗派に合わせた作法を理解していると、より丁寧な印象を与えることができます。



そこでこの記事では、天台宗の焼香回数と作法、意味や流れ、よくある質問まで分かりやすく解説します。





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天台宗の焼香回数は「基本2回」|寺院により1~3回


【天台宗の焼香回数】

回数 ⇒ 基本2回(寺院によって1回または3回の場合あり)

押し ⇒ 押しいただく

※地域や寺院の方針によって異なります。

もともとは1回または3回が一般的とされていましたが、本山の考え方により「2回」を基本とする寺院が増えているといわれています。


「押しいただく」とは?

「押しいただく」とは、摘まんだ抹香(まっこう)を額の高さまで掲げてから香炉へくべる所作のことです。

これは、抹香に祈りを込め、仏様や故人へ捧げる意味があります。

単に香炉に落とすのではなく、心を込めて額まで掲げることが、より丁寧な作法とされています。




*『天台宗』の焼香回数は、1回もしくは3回が一般的でしたが、本山から2回の伝達があったと寺院より教えがあったため、基本を2回と紹介しています。



天台宗』は、真言宗などと違い、様々な仏教を取り入れた宗派です。

つまり、様々な教えを吸収できる宗派なのです。

そのため、『焼香』作法にも特に決まりはありません。

一般的に2回、寺院によって1回もしくは3回で『焼香』を行い、押しを頂く回数も自由です。




天台宗とは?宗派の特徴


天台宗は、平安時代に**最澄によって開かれた宗派です。総本山は滋賀県の延暦寺**です。

天台宗の大きな特徴は、特定の教えだけに限定せず、さまざまな仏教思想を取り入れている点にあります。そのため、焼香作法にも厳格な固定ルールはなく、柔軟性があります。

象徴的な教えに「一隅を照らす」という言葉があります。

自分自身が輝き、その光で周囲を明るくする。そのような人々が共に生きる世界こそが仏の世界である、という考え方です。



天台宗の葬儀における焼香の流れ


天台宗の焼香作法を紹介する男性

実際の葬儀での一般的な流れは次の通りです。

  1. 順番が来たら焼香台へ進む

  2. 住職・遺族に一礼

  3. 御霊前(遺影)に一礼

  4. 抹香を摘み、額まで掲げて香炉へ(基本2回)

  5. 合掌

  6. 一歩下がって御霊前に一礼

  7. 住職・遺族に一礼

  8. 席へ戻る

※静かに、落ち着いて行うことが何より大切です。






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天台宗葬儀で重視される三つの法要


天台宗の考え方



天台宗の葬儀では、次の三つが重要視されています。

① 顕教法要(けんきょうほうよう)

天台宗の根本経典である**法華経**を唱え、懺悔と供養を行います。

② 例時作法(れいじさほう)

お経を唱え、故人の極楽往生を祈願します。同時に、現世もまた極楽のような世界となることを願う意味が込められています。

③ 密教法要(みっきょうほうよう)

印を結び、真言(仏のことば)を唱えて故人を弔います。天台宗は顕教と密教の両方を取り入れていることが大きな特徴です。





『天台宗』は、在来仏教の一つであり、非常に認知度の高い宗派です。

そして、『天台宗』の教えの象徴として、

  • 一隅を照らす

という考え方があります。




これは、自分自身が輝くことで、周りの人も明るくすることができる。

そうした人達が、手を結びあい生きていく世界は、仏の世界と同じであるという考えです。




この『天台宗』の葬儀では、

  • 顕教法要

  • 例時作法

  • 密教法要

3つが重要視されています。



天台宗葬儀で重視される【顕教法要】とは?


顕教(けんきょう)法要』とは、天台宗の掲げる経典、

  • 法華経

を唱えることによって、日々の懺悔(ざんげ)を行います。


天台宗葬儀で重視される【例時作法】とは?


例時作法』とは、お経を唱えることで、死後に極楽に行くことを祈願するものです。




そして、現世もまた極楽のように、素晴らしい世界にする願いも込められています。


天台宗葬儀で重視される【密教法要】とは?


密教法要』とは、定められた印を作り、真言(仏のことば)で故人を弔うことです。




これにより、故人は極楽に行くことができると考えられています。





天台宗の焼香作法でよくある質問(Q&A)



Q1. 天台宗の焼香は必ず2回しなければ失礼ですか?

必ず2回でなければならないわけではありません。寺院によって1回や3回の場合もあります。迷った場合は、前の方の所作に合わせると安心です。

Q2. 押しいただかずに焼香してしまったら失礼になりますか?

失礼にはなりません。焼香で最も大切なのは形式ではなく、故人を思う心です。

Q3. 他宗派の作法で焼香しても大丈夫ですか?

問題ありません。仏教では心を込めた供養が最も重視されます。可能であれば故人の宗派に合わせると、より丁寧です。

Q4. 回数が分からない場合はどうすればいいですか?

受付で確認するか、前の参列者に合わせましょう。慌てず落ち着いて行動することが大切です。



まとめ|形式よりも「故人を想う心」が大切


天台宗の葬儀で焼香する男性



天台宗の焼香回数と作法は、

・基本は2回(寺院により1~3回)・押しいただく作法を行う・厳格な固定ルールはなく柔軟性がある

という点が特徴です。

宗派ごとに違いはありますが、最も大切なのは故人を偲び、心を込めて手を合わせることです。

事前に作法を知っておくことで、突然の訃報にも落ち着いて対応できます。安心して参列するためにも、基本的なマナーを知識として備えておきましょう。



『焼香』回数や作法は、宗派ごとに違います。

そして、故人に敬意を表すのであれば、故人の宗派に沿った『焼香』作法で行うのが、より丁寧であると言えます。




しかし、一番大切なことは、故人を思う気持ちであり、しっかり見送ってあげたいという想いです。

心を込めて『焼香』を行い、できたら故人の宗派に合わせた『焼香』作法を行えると良いでしょう。




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