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葬儀の焼香作法|焼香の意味とやり方、葬儀マナーとしての焼香作法

  • 執筆者の写真: 橙縁社公式
    橙縁社公式
  • 7月31日
  • 読了時間: 6分

お葬式に参列した時、悩んでしまうことがあります。

それが、焼香』のやり方です。

皆さんの中にも、『焼香』のやり方が分からず、前の人のやり方を見ながら真似て、何とか乗り切った方も多いのではないでしょうか?




そして、日本の葬儀は、8割以上が仏式(仏教)で行われるため、ほとんどの葬儀で『焼香』を行います。

その『焼香』には、宗派ごとの作法があり、焼香の回数も違うのです。




そこでこの記事では、葬儀マナーの一環として、『焼香』作法とやり方など、葬儀マナーとしての『焼香』作法を紹介していきます。




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葬儀の焼香作法|焼香の意味とやり方、葬儀マナーとしての焼香作法


焼香用の香炉と抹香

そもそも、何のために『焼香』をするのでしょうか?




現在、葬儀の場での『焼香』には、大きく2つの意味があります。

  • 焼香する人の心と体を清める

  • 故人や仏に香りを捧げる



焼香の意味・焼香する人の心と体を清める


まず『焼香』には、焼香する人の心と体を清める意味があります。




参列者自身の心身の穢れを落とし、清浄な状態になってから、故人や仏に向き合うのです。

また、心を落ち着かせる儀式とも言えます。


焼香の意味・故人や仏に香りを捧げる


『焼香』で焚かれる香りは、仏教では仏の食べ物、供え物と考えられています。




また仏教では、極楽浄土は良い香りに満ちていると言われています。

そして、極楽浄土から仏が故人を迎えに来る時は、香りを持ち運んでくるとされています。




そこで、その状況を再現するべく、葬儀で香を焚き、良い香りを漂わせているのです。

『焼香』には、故人と仏に香りを捧げ、故人の冥福を祈る意味があるのです。


焼香の意味【番外編】


実は『焼香』には、他の意味もあります。

それが、臭い消しです。




昔、空調設備がなかった頃、インドでは体臭を消すために香を焚いていました。

また、遺体の腐敗臭の臭い消しとして、香が焚かれていたのです。




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焼香作法、やり方について


葬儀に参列し焼香をする男性

次に、基本的な『焼香』の作法、やり方について紹介します。




まず、一般会葬者として、葬儀に参列した時の、『焼香』の流れです。


  1. 席を立ち、祭壇前の焼香台へ移動

  2. 住職と遺族に一礼

  3. 御霊前(祭壇、遺影)に一礼

  4. 焼香

  5. 合掌

  6. 一歩下がり御霊前に一礼

  7. 住職と遺族に一礼

  8. 自席に戻る




一般的な葬儀の場合、葬儀社のスタッフで式のエスコートをしてくれるため、それほど戸惑うことはありません。

ですが、一連の流れを知っていれば慌てることもなく、より葬儀に集中することができるため、一連の流れは覚えておくと良いでしょう。




焼香の基本的なやり方


葬儀に参列し焼香する女性

『焼香』の基本的なやり方です。




『焼香』は、右手で行います。

  • 親指

  • 人差し指

  • 中指

以上の3本で、抹香を少量つまみます。


*地域や宗派によって、親指と人差し指の2本でつまむ場合もあります。




『焼香』の回数や、押しを頂く回数などは、宗派によって異なります




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焼香の種類について


葬儀で読経する住職

『焼香』には大きく分けて、3種類の方法があります。

  • 立礼焼香

  • 座礼焼香

  • 回し焼香




焼香の種類・立礼焼香とは?


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最も一般的な『焼香』は、この『立礼焼香』になります。




『立礼焼香』は、立って『焼香』を行う作法です。

通夜や葬儀・告別式を斎場で行う場合、ほとんどは『立礼焼香』になります。




焼香の種類・座礼焼香とは?


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座礼焼香』とは、座って『焼香』を行う作法です。




葬儀を行う会場には、畳敷きの会場もあります。

そのような会場での『焼香』は、座ったままで『焼香』を行います。




基本的な『焼香』作法としては、立って行う『立礼焼香』と同じです。




しかし、焼香台までの移動方法が異なります。

『焼香』の順番が回ってきたら、中腰の姿勢で焼香台に移動します。




『座礼焼香』の場合、まっすぐ立ち上がるのはマナー違反になりますので、注意しましょう。




焼香の種類・回し焼香とは?


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回し焼香』とは、座ったままの状態で、香炉自体を会葬者に順番で回していき、会葬者各々が『焼香』を行う作法です。




そのため、『回し焼香』の場合、会葬者が焼香台まで移動はしません




  • 自宅での葬儀

  • 自宅での法事

  • 寺での葬儀、法事

の際、『回し焼香』を行うケースがあります。




『回し焼香』では、お盆に焼香台が乗せられています。

そして、焼香台と香炉が乗せられたお盆が回ってきたら、自分の前にお盆を置き、『焼香』を行います。

『焼香』が終わったら、次の人にお盆を回していきます。




まとめ


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今回は、、葬儀マナーの一環として、『焼香』作法とやり方など、葬儀マナーとしての『焼香』作法を紹介しました。




葬儀の時に、何かと悩み、慌ててしまう『焼香』。

ですが、大切な人の最後の時を、しっかりと見送ってあげるためにも、最低限の葬儀マナーや作法は抑えておきたいものです。




『焼香』の意味、やり方や作法を抑え、大切な一時をお過ごし下さい。




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 葬儀に関する知識は、分からない事が当たり前です。

しかし、分からないからこそ、後々トラブルの原因にもなってしまいます。



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 そんな葬儀トラブルを回避するためにも、葬儀の準備は事前に行うことが大切なのです。



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