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仏教宗派ごとの焼香回数と作法|押しを頂く?頂かない?葬儀マナーとして宗派ごとの焼香マナー

  • 執筆者の写真: 橙縁社公式
    橙縁社公式
  • 7月30日
  • 読了時間: 7分

葬儀に参列した際、何かと慌ててしまう『焼香』。

前の人のやり方を真似て、何とか乗り切った方も多いのではないでしょうか?

『焼香』には意味や作法があり、大切な人を丁寧に送り出すためにも、『焼香』を慌てず、悩まずに行いたいものです。




なお、日本の葬儀の8割以上は仏式(仏教)であり、葬儀を執り行う家族ごとに宗派も異なります。

また、宗派ごとに『焼香』の回数が違うため、当家を敬うのであれば、その葬儀によって『焼香』の回数は異なるのです。




そこでこの記事では、葬儀マナーとして、宗派ごとの『焼香』回数や作法など、『焼香』について紹介していきます。




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仏教宗派ごとの焼香回数と作法|押しを頂く?頂かない?葬儀マナーとして宗派ごとの焼香マナー


葬儀の住職による読経

『焼香』の作法は、宗派によって異なります。

  • 回数

  • 作法

そして、宗派ごとにそれぞれの考え方があり、意味合いも違ってくるのです。




また、『焼香』の回数は、

  • 1~3回

と決まっており、それ以上の回数を行うことはありません。




焼香作法『押しを頂く』とは?


焼香で押しを頂く男性

  • 焼香の際は押しを頂いて

をいう説明を、葬儀の際に聞いたことがあるでしょうか?




『焼香』の説明を受ける時、

  • 回数

  • 押しを頂く

という、2つの項目があります。




その中の『押しを頂く』とは、摘まんだ『抹香(まっこう)』を、額の高さまで掲げることです。

『押しを頂く』意味は、物を目よりも高く捧げて持つこと。

そのため、故人に対して祈りを抹香に込めるために、『押しを頂く』と言われています。




宗派ごとの焼香回数


焼香作法を紹介する夫婦

『焼香』の作法は、宗派によって異なります。

  • 焼香の回数

  • 押しを頂く、頂かない




様々な宗派があり、宗派ごとに『焼香』回数は異なりますが、

  • 1~3回

が、抹香をくべる回数になります。




そこで、宗派ごとの『焼香』回数を解説します。

なお、地域や寺ごとによって若干異なりますので、ご了承下さい。


  • 真言宗

  • 天台宗

  • 曹洞宗

  • 日蓮宗

  • 臨済宗

  • 浄土宗

  • 浄土真宗(大谷派)

  • 浄土真宗(本願寺派)




全く同じ内容の『お葬式』なのに、

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宗派ごとの焼香回数と作法|真言宗の場合


【真言宗】


  • 回数 ⇨ 3回

  • 押し ⇨ 押し頂く(3回)



宗派ごとの焼香回数と作法|天台宗の場合


【天台宗】


  • 回数 ⇨ 2(寺院によって1回や3回も)

  • 押し ⇨ 押し頂く(2回)



宗派ごとの焼香回数と作法|曹洞宗の場合


【曹洞宗】


  • 回数 ⇨ 2回

  • 押し ⇨ 押し頂く(最初の1回目だけ)



宗派ごとの焼香回数と作法|日蓮宗の場合


【日蓮宗】


  • 回数 ⇨ 1回(1~3回)

  • 押し ⇨ 押し頂く



宗派ごとの焼香回数と作法|臨済宗の場合


【臨済宗】


  • 回数 ⇨ 2回

  • 押し ⇨ 押し頂く(最初の1回目だけ)



宗派ごとの焼香回数と作法|浄土宗の場合


【浄土宗】


  • 回数 ⇨ 1回(もしくは2回)

  • 押し ⇨ 押し頂く



宗派ごとの焼香回数と作法|浄土真宗(大谷派)の場合


【浄土真宗(大谷派)】


  • 回数 ⇨ 2回

  • 押し ⇨ 押し頂かない



宗派ごとの焼香回数と作法|浄土真宗(本願寺派)の場合


【浄土真宗(本願寺派)】


  • 回数 ⇨ 1回

  • 押し ⇨ 押し頂かない



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なぜ宗派によって焼香回数や作法が違うのか?


宗派ごとの焼香回数の違いに悩む女性

『焼香』の回数や作法には、宗派ごとの考えがあります。

全ての寺院がという訳ではありませんが、意味を知っている程、より丁寧に想いを『焼香』に込めることができるでしょう。




そこで、一般的に言われている『焼香』回数と、その意味について紹介します。

*1回~3回が基本となるため、その回数ごとの意味



焼香回数の意味|1回


【焼香回数1回の意味】


『一に帰る』という仏教の教え


焼香回数の意味|2回


【焼香回数2回の意味】


主香と従香という考え


*1回目 ⇨ 故人の成仏を願う

*2回目 ⇨ 1回目の香を絶やさない


焼香回数の意味|3回


【焼香回数3回の意味】


3回 ⇨ 仏、法、僧の三宝に捧げて、3つの煩悩を消し去る


*仏(ぶつ)とは、釈迦様、阿弥陀様など仏様

*法(ぽう)とは、仏様の説かれた教え

*僧(そう)とは、仏様を敬い、その教えに従う人々




  • 貪(とん) ⇨ むさぼり

  • 瞋(じん) ⇨ いかり

  • 痴(ち)  ⇨ おろかさ

という3つの煩悩、『三毒』を焼き払い清浄にする意味も込められています。




焼香回数は必ず守らなくてはいけない?


焼香マナーの正解、不正解を紹介する住職

ここまで、宗派ごとの『焼香』回数や作法を解説しました。

では、必ず守らなくてはならないのでしょうか?




実は、そんなことはありません




『焼香』回数や作法は、

  • 故人の宗派

  • 自分の宗派

合わせて行えば問題はないのです。




相手の宗派に合わせることは、敬意を表すことになります。

また、自分の宗派への信仰心が厚い方は、自分の宗派の作法で『焼香』を行います。

だからと言って、相手方に失礼に値することはないので、心配しないで下さい。




まとめ


寺院を歩く住職

今回は、葬儀マナーとして、宗派ごとの『焼香』回数や作法など、『焼香』について紹介していきます。




葬儀の際、『焼香』は何かと迷い、慌てててしまうことも多いでしょう。

しかし、まずは故人を想い、しっかり祈りを捧げて『焼香』を行えば問題はありません。




葬儀マナーとして、相手方に敬意を表すのであれば、葬儀の宗派に合わせて『焼香』を行うのが、より丁寧な作法と言えるでしょう。

しかし、絶対的な決まりではないので、心配はしないで下さいね。




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