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2月12日10 分

香典返し、返礼品|金額相場やタブー、人気のある品物、渡す時期など葬儀や法事の香典返しについて

  • 通夜

  • 葬儀

  • 49日法要

などの際、香典』を渡した時に、当家からお返し物を頂いた経験があると思います。

この『香典』のお返し物を、『香典返し』と言います。

また、『返礼品』と呼ぶこともあるでしょう。

この『香典返し』ですが、実は渡す時期があり、その時期について意外と知られていません。

そして、『香典返し』には一般的な金額相場があり、もし葬儀に参列した場合、その『香典返し』の金額相場を理解して、『香典』を包みたいものです。

そこでこの記事では、『香典返し』の一般的な金額相場や渡す時期、『香典返し』に選ばれやすい品物からタブーまで、『香典返し』の基本について紹介していきます。

ただし、地域や宗教・宗旨の違いがありますので、参考としてお考え下さい。

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香典返し、返礼品|金額相場やタブー、人気のある品物、渡す時期など葬儀や法事の香典返しについて

香典返し』とは、頂いた『香典』に対してのお返しの品物や、その品物を贈ることをいいます。

そして、後ほど解説しますが、『香典返し』には、

  • 当日返し

  • 忌明返し

の2種類があります。

『香典』には、遺族に対しての葬儀費用の負担の意味もあります。

また、故人への最後の贈り物という考え方もあり、遺族は故人の代行として、お返しをすることが葬儀マナーとなっているため、『香典返し』を贈るのです。

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香典返しを贈る時期について

一般的には、通夜や葬儀に参列した際に、『香典』を渡して『香典返し』を受け取ることが多く、『香典返し』を贈る時期については意外と知られていません。

『香典返し』を贈る時期は、

  • 当日返し

  • 忌明返し

以上の2つとなり、本来の『香典返し』を贈る時期は、『忌明返し』となります。

『忌明返し』として『香典返し』を贈る時期は、

  • 通夜

  • 葬儀、告別式

  • 49日法要

といった弔事が無事済んだ報告も兼ねており、『忌明け』から1ヶ月以内に贈ります。

香典の渡し方|通夜と葬儀どちらで香典を渡すのが正しい葬儀マナーなのか徹底解説
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全く同じ内容の『お葬式』なのに、

  • A社 ⇨ 80万円

  • B社 ⇨ 120万円

  • C社 ⇨ 200万円

と、葬儀社によって非常に大きな葬儀費用の金額差があります。

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忌明返しで香典返しを贈る時期|宗教、宗旨ごとの違い

先程説明したように、本来『香典返し』を贈る時期は、『忌明け』の後になります。

しかし、宗教・宗旨によっても、『忌明け』の時期は異なるため、簡単に主な宗教・宗旨の『忌明け』を紹介します。

亡くなった日から『忌明け』の日数

  • 仏教 ⇨ 49日【七七日忌(なななのかき)】

  • 神道 ⇨ 50日【50日祭】

  • キリスト教(カトリック)   ⇨ 30日目(追悼ミサ)

  • キリスト教(プロテスタント) ⇨ 1ヶ月後(昇天記念日)

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香典返しの金額相場

次に、『香典返し』の金額相場を説明していきます。

一般的に『香典返し』の金額は、

  • 『香典』の半値返し

とされています。

また、地域や関係性によっては、3分の1返しの場合もありますが、一般的な『半値返し』を基本として説明します。

親族の香典金額|年齢や関係性での相場はいくら?恥をかかず、失礼にならない香典マナー
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香典返しの半値返しはいくらになるのか?

『香典』の『半値返し』といっても、いくらになるのかイメージ沸きずらいですよね。

そこで、目安を紹介します。

会葬者の立場や関係性、年齢などによっても異なりますが、

  • 5,000円~7,000

が、一人頭の『香典』の平均金額になることが多いものです。

そのため、『香典返し』の金額としては、

  • 2,000円~3,000

ぐらいの品物を選び、準備しておくのが一般的です。

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香典金額が多い人には半値返しをどうすれば良いのか?

先程、『香典』の平均金額が、

  • 5,000円~7,000

になると説明しました。

しかし、一人一人の金額で見ると、

  • 親族

  • 故人と関係性が深い方

など、『香典』を平均金額よりも、高額な金額包まれる方が多数いるものです。

高額な香典を包んだ方には、香典返しはどうすれば良いの?』

と悩む方も多いことでしょう。

この件に関しては、地域ごとで考え方が変わりますので、参考となる方法をいくつか紹介します。

  1. 香典返しを数種類用意しておく

  2. 法事などの香典と合わせ考える

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  • 『葬儀費用が高過ぎた。。。』

  • 『葬儀内容がイメージと違った。。。』

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高額な香典の場合の香典返し【1】香典返しを数種類用意しておく

まずは、『香典返し』を数種類用意しておく方法です。

この『香典返し』を数種類用意するケースは、『当日返し』ではなく、

  • 忌明返し

の場合に、よく見られる方法です。

葬儀当日や弔問時、法要などの際に頂いた『香典』金額に合わせ、『香典返し』を数種類用意し、忌明け後お贈りします。

なお昔は、一軒ずつ家を回り、『香典返し』を手渡していましたが、現在では郵送で送ることが一般的でしょう。

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高額な香典の場合の香典返し【2】法事などの香典と合わせ考える

次に、49日法要などの香典と合わせて、『香典返し』を、

  • 半値返し

  • 3分の1返し

に合わせる方法です。

このケースの場合、葬儀の『当日返し』では、

  • 金額に関係なく同じ香典返し

を、親族・一般問わず贈ります。

そして、49日法要が終わった時に、

  • 葬儀の香典

  • 49日の香典

受け取った『香典』の合計金額に対して差額分に見合う『香典返し』を贈る訳です。

参考例として、高額な『香典』を頂いた一般会葬者を、例に挙げてみましょう。

  • 葬儀の香典 ⇨ 3万円

  • 当日返し  ⇨ 3,000円

仮に『香典』の3分の1返しだとすると、差額が、

  • 香典30,000円 × 3分の1 = 10,000円

  • 10,000円 - 当日返し3,000円 = 7,000

となるため、忌明返し』として、7,000円前後の『香典返し』を贈る訳です。

しかし現実的には、

  • 3,000~5,000円の品物

  • 義理事として追加の香典返しは贈らない

ことが、一般的な対応だと言えるでしょう。

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香典返しの品物選び|選ばれやすい物からタブーまで

『香典返し』の金額も分かった所で、実際に贈る品物を選びましょう。

しかし、『香典返し』の葬儀マナーの中には、タブー視されている品物もあるため、選ぶ際には気を付けたいものです。

そこで、『香典返し』として選ばれやすい品物やその意味、タブー視されている品物について紹介します。

  1. 消耗品

  2. 飲食料品

  3. カタログギフト

  4. タブー視されている品物

  5. 番外編

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香典返しの品物の選び方【1】消耗品

『香典返し』では、

  • 悲しみや不幸が消えるように

という意味を込めて、長く残らない『消えもの』が選ばれます。

そこで、使えばなくなる物として、『消耗品はよく選ばれる品物です。

昔からの代表的な物で言えば、

  • タオル

  • 洗剤

  • 石鹸

といった日用品が、『香典返し』によく選ばれていました。

しかし現在では、親族・会葬者の年齢層にもよりますが、日用品にはこだわりがある方が増え、あまり選ばれない傾向ではあります。

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香典返しの品物の選び方【2】飲食料品

先程の『消耗品』と同じく、『消えもの』として定番なのが『飲食料品』です。

昔からの代表的な物で言えば、

  • お茶

  • 海苔

  • 乾物

  • 梅干し

などが、『香典返し』してよく選ばれていました。

しかし現在では、食習慣の変化や家でお茶を飲む人が減っており、昔の代表的な『飲食料品』は選ばれない傾向です。

近年選ばれやすい『香典返し』としては、

  • 調味料セット

  • 珈琲とクッキー詰合せ

  • フリーズドライスープ

といった、手軽に使える品物が選ばれやすい傾向です。

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香典返しの品物の選び方【3】カタログギフト

個人や家庭ごとに、趣味・思考が強くなったことで、『香典返し』を受け取った相手が、好きな品物を選べる

  • カタログギフト

を贈るケースも増えてきました。

特に、比較的若い世代に選ばれる傾向があります。

しかし、年配の方の中には、

  • 選ぶのが大変

  • 注文方法が分かりずらい

などの声を拾うことも多々あり、『香典返し』を贈る年齢層を考えてから検討するのがよいでしょう。

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香典返しの品物の選び方【4】タブー視されている品物

『香典返し』の品物選びとして、タブー視されている品物も紹介しておきます。

まずは、『四つ足生臭もの』と呼ばれる、

と、その加工品です。

地域の風習などもありますが、本来は、

  • 49日の忌明け迄

生肉、生魚といった生き物は、食べずに過ごすものでした。

次に、

  • 鰹節

  • 昆布

  • 酒類

といった不祝儀に向かない食品です。

特に鰹節や昆布は、慶事を象徴する品物で、祝い事の定番の品物となっているため、『香典返し』としては避けるようにして下さい。

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香典返しの品物の選び方【5】番外編

最後に紹介するのは、番外編として、

  • 商品券

  • クオカード

といった金券と呼ばれるものです。

結論から言えば、商品券やクオカードを『香典返し』として贈ることは、タブーではありません

荷物にもならず、好きな時に好きな品物を買える商品券は、確かに喜ばれ、選ばれる方も多いものです。

しかし、目上の方や年配の方に、商品券単体で送るのは避けた方が良いでしょう。

なぜなら、商品券やクオカードなどは金券です。

つまり、現金と同じように受け取られる可能性があるのです。

時には、商品券を贈ったことで、心遣いが欠けていると判断され、失礼にあたる場合もあります。

法事の香典はいつまで渡す?親戚が一周忌、3回忌、7回忌、13回忌と法要で香典を渡すのはいつまで?
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まとめ

今回は、『香典返し』の一般的な金額相場や渡す時期、『香典返し』に選ばれやすい品物からタブーまで、『香典返し』の基本について紹介しました。

葬儀参列時に受け取ることが多い『香典返し』。

これは『当日返し』と言い、近年のお葬式では、『当日返し』の『香典返し』が基本となっています。

ですが、本来の『香典返し』の時期は『忌明返しであり、『忌明返し』が当たり前の地域もまだまだあります。

また、遺族側は『香典返し』を準備する立場にあり、

  • 金額相場

  • 品物選び

の参考にしてもらえれば幸いです。

そして、葬儀に参列する立場の方も、『香典返し』の平均金額を理解してもらい、下手に少ない『香典』を渡し、『香典返し』を受け取ることが無いように心掛けて欲しいものです。

10代~70代以上の年代別香典相場|親族・一般立場ごとの金額はいくらなのか?
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  • A社 ⇨ 80万円

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