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海洋散骨とは?海洋散骨の費用や法律的な問題、メリット・デメリットを徹底解説

最終更新: 3月26日


人が亡くなり、葬儀を執り行った後、お墓に遺骨を納骨する。

これが今までの常識であり、伝統でした。




しかし現在では、供養の形も選択肢が増え、年々様変わりしています。




その中でも、自然回帰をテーマとした『自然葬』は、ますます全国に広がっています。

特に、憧れもあり、年々注目度をましているのが『海洋散骨』です。




そこでこの記事では、『海洋散骨』の内容や値段、メリット・デメリットなどを分かりやすく紹介していきます。


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海洋散骨とは?海洋散骨の費用や法律的な問題、メリット・デメリットを徹底解説



まず『散骨』とは、細かく砕いた遺骨を撒いて、供養する方法です。

お墓を建てる必要がなく、お墓の継承を心配する必要がありません。




そして『海洋散骨』とは、文字通り海に散骨する供養の方法です。

  • 海に思い入れがある

  • 開放的な死後でありたい

など、故人本人の意向が強く出る供養の形です。


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海洋散骨の内容



『海洋散骨』は、文字通り海に散骨する供養の方法です。




『海洋散骨』の流れとしては、

  1. 船をチャーター

  2. 散骨ポイントへ向かう

  3. 散骨ポイントで散骨

という流れが、一般的な方法です。




なぜ海洋散骨が注目されているのか?



『海洋散骨』を始め、自然葬に注目が集まった要因は、大きく分けて3つでしょう。

  • 故人のこだわりや憧れ

  • 少子高齢化による墓守問題

  • お墓の高額な費用




特に2番目の『墓守問題』が、自然葬への注目度を高めるきっかけになりました。




お墓を建てるには、非常に高額な費用が掛かります。

昔のように、先祖代々お墓を引き継いでいけば、その費用も長い目で見ることができました。




しかし、現在では首都圏で働き、そのまま生活圏とする人が増えました。

すると、お墓を継いで、守っていくことが難しいのです。




そこで、墓を継ぐ必要もなく、墓守もいらない『自然葬』が注目を浴びたのです。




海洋散骨の費用はいくら掛かるのか?



『海洋散骨』は、一般的なお墓と比べ、供養に掛かる費用が割安です。

では、実際いくらぐらい掛かるのでしょうか?




そこで参考までに、『海洋散骨』専門の会社の料金表を見てみましょう。


*参考資料

海洋散骨の種類と費用:海洋散骨について|東京・神奈川の海への散骨や費用のことなら海洋散骨トワエ (kaiyo-sankotsu.com)




海洋散骨プランの金額と内容の解説



『海洋散骨』の会社は、年々増加傾向にあります。

そのため、参考資料とさせて頂いた会社のプランを元に、金額と内容を解説します。

  1. 個人散骨

  2. 合同散骨

  3. 代行散骨




1.個人散骨の費用と内容



まずは、『個人散骨』の費用と内容です。

  • 20~30万円




『個人散骨』の場合、家族や親族だけで船をチャーターし、『海洋散骨』を行います。

つまり、船を貸し切りにする訳です。




そのため『個人散骨』は、費用が高めに設定されています。

また、船の大きさによりますが、

  • 8~12名

乗船が可能で、人数を絞れば家族・親族の手で散骨ができます。




2.合同散骨の費用と内容



次に、『合同散骨』の費用と内容です。

  • 7~15万円




『合同散骨』は、個人散骨と違い、船が貸し切りではありません。

そのため、他の遺族と共に船に同乗します。




基本的には、1家族2名で乗船します。

また、『合同散骨』の人数が多い程、チャーターする船も大きくなるため、

  • 比例して金額が上がる料金システム

を採用している会社が多く、細かな部分は前もって確認しましょう。




3.代行散骨の費用と内容



最後に、『代行散骨』の費用と内容です。

  • 3~5万円




『代行散骨』は文字通り、散骨を業者に代行して行ってもらいます。

つまり、全て業者に任せる訳です。




『代行散骨』の場合、船の見送りは可能ですが、船に同乗することはできません

自分達の手で、散骨をできないデメリットがありますが、費用は最も安く設定されています。




また、ゆうパックなどでの、遺骨の郵送・受取りも対応してくれます。


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海洋散骨の費用の注意点



『海洋散骨』のプランごとの費用と内容を解説しましたが、他に別途掛かる費用があります。

それが、表にも書いてある『粉骨』など、オプション費用です。




『粉骨』の費用はもちろんですが、

  • 水溶性の袋の有り無し

  • 除菌加工

  • 洗骨や遺骨乾燥

などが、別途費用として掛かる可能性があります。




そのため、目安となる『海洋散骨』の費用は、

  • 個人散骨 ⇨ 約35万円

  • 合同散骨 ⇨ 約17万円

  • 代行散骨 ⇨ 約8万円

ぐらいを最終的な費用と考えて、『海洋散骨』を検討してみて下さい。


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海洋散骨は自分達の手で行ってもいいのか?



遺骨を撒くだけなら、自分たちの手で行いたいと、考える方もいるでしょう。




結論だけで言えば、自分達の手で散骨しても問題ありません。




『海洋散骨』は、法律に抵触しておらず、遺骨を禁ずる法律もありません。

しかし、『粉骨』を2㎜未満にしないと、

  • 死体遺棄罪

に該当してしまうので、『粉骨』次第では禁止とも言えます。




埋葬法と散骨のグレーゾーン



これは、凄くグレーゾーンな話になりますが、『散骨』は埋葬扱いではありません。

なぜなら、土の中に埋めていないからです。




『埋葬法』では、

  • 墓地以外の区画に埋葬してはならない

という決まりがあります。




しかし、『散骨』は土の中に埋めていません。

つまり、土の中に埋葬しない限り、『埋葬法』に抵触しないのです。




このことから、『散骨』を自分たちの手で行っても問題はない、となるのです。




海洋散骨禁止の自治体もあるので注意



確かに、『埋葬法』で考える限り、『海洋散骨』は自分たちの手で行っても、法律に違反はしていません。

ですが、自治体によっては、『海洋散骨』を禁止している地域もあります。




必ず自治体や周辺地域のルール、考え方を尊重して下さい。




海洋散骨のデメリット



故人の意思を尊重でき、費用も安い『海洋散骨』。

また、近年の墓守問題もあり、注目度が高まっている理由も分かります。




しかし、『海洋散骨』にもデメリットはあります。




そこで、考えられる『海洋散骨』のデメリットを2つ紹介します。

  1. 二度と遺骨が戻らない

  2. お墓参りの際、手を合わせる場所がない




1.二度と遺骨が戻らない



『海洋散骨』は、粉骨した遺骨を海に撒きます。

すると当然のことですが、遺骨は二度と戻りません





  • 突発的な考え

  • お墓費用を優先して

など、短絡的な考え方で『海洋散骨』を選択すると、もしもお墓を建てようと後々考えたとしても、遺骨が戻らず後悔するケースもあります。




必ず、色々なケースを想定し、納得いくまで考えた上で『海洋散骨』を選択しましょう。

また、『分骨』という方法もありますので、検討してみて下さい。




2.お墓参りの際、手を合わせる場所がない



日本の昔からの風習である、お盆やお彼岸のお墓参り。

お墓に手を合わせ、お花を手向けて先祖を供養する、現在も根付く伝統行事だと言えます。




そんな当たり前のことが、『海洋散骨』ではできません。




『海洋散骨』は、遺骨を海に撒くため、故人の遺骨がどこにあるのか分かりません。

そのためお墓のように、手を合わせる場所がないのです。




これは、『海洋散骨』の一番のデメリットです。

家族・親族が集まる機会も減り、故人を供養し語らうことも少なくなります。




『海洋散骨』を選択する場合は、自分達だけでの判断で行うのではなく、必ず親族とも相談して行って下さい。

思わぬ親族間トラブルに発展する可能性が、非常に多いデリケートな内容なのです。




まとめ



今回は、『海洋散骨』の内容や値段、メリット・デメリットなどを分かりやすく紹介しました。




  • お墓を建てる高額な費用

  • お墓の墓守問題

などにより、供養の形も変化し、選択肢が増えてきました。




その選択肢の中でも、最も注目度が高いのが『海洋散骨』を始めとした自然葬です。




費用の問題、墓守問題もクリアできる自然葬ですが、もちろんデメリットもあります。

目先の問題だけで選択するのではなく、必ずメリット・デメリットを比較した上で、後悔しない供養の方法を考えて下さい。




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