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  • 執筆者の写真橙縁社公式

寺院で行うお葬式・寺葬とは|流れや費用面、メリット・デメリットなど寺院葬について徹底解説

更新日:2月1日


葬儀を行う場所には、いくつかの選択肢があります。




  • 公営斎場

  • 民間の葬儀ホール

などが一般的でしょうが、寺院で行う『寺葬』という選択肢もあるのです。




昔『寺葬』は、一般的な葬儀会場の選択肢でしたが、近年では寺院との付き合い方が変化したこともあり、寺葬』が減少傾向にあると言えるでしょう。




また、基本的には檀家(だんか)であることが条件の寺院が多く、『寺葬』自体を知らない人が多いのではないでしょうか。




そこでこの記事では、『寺葬』の内容や葬儀費用、メリット・デメリットについて紹介していきます。



 

  • 『葬儀費用が高過ぎた。。。』

  • 『葬儀内容がイメージと違った。。。』

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寺院で行うお葬式・寺葬とは|流れや費用面、メリット・デメリットなど寺院葬について徹底解説



まず寺葬』とは、寺院の本堂で執り行う葬儀のことです。

そして『寺葬』は一般的に、お寺の弟子にあたる『檀家』しか行うことはできません。




寺院や地域により、違いがありますが、

  • 火葬後に本堂で葬儀

を行うことが『寺葬』では多く、遺骨で葬儀を行う『骨葬』となります。




また『寺葬』は、寺院の本堂に葬儀を行うための用具が揃っているため、特別な設備(生花祭壇など)を設けない限り、葬儀費用を安く抑えることが可能です。




公営斎場や民間葬儀ホールなどとは違い、寺院という厳かな場所で行う『寺葬』は、

  • 特別な非日常の空間で行われる

ため、他の葬儀形式とは大きく雰囲気が異なり、厳粛で特別なお別れを行うことが魅力だと言えます。




そして近年では、寺院の境内に葬儀専用会館を貸し出している所もあり、この会館を利用すれば、

  • 檀家以外でも寺葬が可能

となります。




しかし、寺院の本堂で葬儀を行う訳ではないため、厳密的には『寺葬』とは言えないでしょう。



 

寺葬で掛かる葬儀費用の平均はいくら?



葬儀に掛かる費用は、返礼品や食事代を合わせ全国平均で、

  • 195万円

とも言われており、非常に高額です。




では、葬儀費用を安く抑える事が可能な『寺葬』は、いくらぐらい掛かるものなのでしょうか?




『寺葬』は、先に火葬を行い、遺骨を持って本堂で葬儀を行います。

*寺院や地域などで異なります。




そして、お寺の本堂には祭壇が設置されており、『生花祭壇』など特別な祭壇を設けない限り、

  • 祭壇設置料

など、祭壇費用が掛かりません。




この祭壇費用は、葬儀費用の内訳の中でも高額です。

そのため、祭壇費用が掛からないというだけでも、葬儀費用を安く抑えることが可能なのです。




また、各葬儀社ごとの

  • 料金プラン

  • 葬儀内容

によって異なる部分ではありますが、先に火葬を行うため、

  • 火葬式

料金プランが該当され、別途人件費の追加で『寺葬』を行うことが可能です。




寺院や使用する施設によって、

  • 使用料金

が掛かることもありますが、『檀家』であれば『お布施』に含まれていることが多く、使用料が掛からないケースが多いはずです。



 

寺葬の葬儀費用|水戸市の葬儀社『橙縁社(とうえんしゃ)』の場合



それでは参考までに、当社『橙縁社』で『寺葬』を行った場合に掛かる費用を紹介しておきます。

あくまでも、『檀家』で一般的な『寺葬』を行った時に掛かる費用のため、参考にお考え下さい。




  • 65万円~90万円




総額費用を細分化し、『寺葬』に掛かる費用を大きく分けると4つに分類されます。

  1. 葬儀自体に掛かる費用

  2. お布施

  3. 食事など参列者へのもてなし

  4. 返礼品、香典返し



 

  • 『葬儀費用が高過ぎた。。。』

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寺葬の葬儀費用【1】葬儀自体に掛かる費用



まず『葬儀自体に掛かる費用』です。




『橙縁社』の場合、

  • 火葬式プラン

を該当させ、会葬人数に応じて『人件費』が掛かります。




そのため、安置場所によって料金が異なりますが、

  • 28万円~45万円

が、葬儀自体に掛かる費用の平均となっています。



 

寺葬の葬儀費用【2】お布施



次に『お布施』です。

『お布施』の金額は、頂く『戒名』や寺院、地域によって大きく異なる為、具体的な金額を紹介することが難しいものです。




ですので、あくまでも参考となる金額の紹介にはなってしまいます。




『お布施』の項目としては、

  • 戒名代 ⇨ 20~30万円以上

  • 読経代 ⇨ 10万円前後

  • 御車代 ⇨ 5千円~1万円

  • 御膳料 ⇨ 5千円~1万円

  • 使用料 ⇨ 無料~10万円

以上の内容となり、『お布施』の総額としては、

  • 35万円~45万円

が一般的だと言えるでしょう。



 

寺葬の葬儀費用【3】食事など参列者へのもてなし



お葬式には、参列者への感謝を込めて、接待やおもてなしの意味合いがあるものです。




そのため、参列者に対して、

  • 食事

  • 茶菓子

  • 飲物

などを用意することになります。




参列者の人数によって大きく異なる上、『寺葬』の場合は遺族・親族のみで行うケースも多い為、金額に開きがありますが、

  • 3万円~15万円

程で考えておくのが良いでしょう。



 

寺葬の葬儀費用【4】返礼品・香典返し



最後に『返礼品』、『香典返し』です。




この『返礼品』、『香典返し』費用は、

  • 香典を頂いた人数

  • 当日返しか、忌明け返し

などでも大きく異なりますが、

  • 5万円~50万円

ぐらいが目安の金額となります。




なお、『返礼品』、『香典返し』の費用が高くなるということは、それだけ『香典』が集まっている証拠であり、

  • 返礼品金額の2倍~3倍の収入

となるため、費用として抑えるべき内容ではありません。



 

寺葬を行うメリット・デメリット



  • 葬儀費用を安く抑える

  • 厳粛で荘厳な特別な雰囲気

などと聞くと、『寺葬』に興味を持つ方も多いことでしょう。




そこで、『寺葬』を行うにあたってのメリット・デメリットを紹介し、検討する際の基準にして頂ければと思います。



 

全く同じ内容の『お葬式』なのに、

  • A社 ⇨ 80万円

  • B社 ⇨ 120万円

  • C社 ⇨ 200万円

と、葬儀社によって非常に大きな葬儀費用の金額差があります。




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寺葬を行うメリット



まずは『寺葬』のメリットについて紹介しましょう。


  1. 厳粛で荘厳な雰囲気でのお別れ

  2. 葬儀費用を安く抑えられる

  3. 移動時間の短縮

  4. 住職への御車代、送迎費用が掛からない




1と2の内容は、本文でも紹介しているので省きます。



 

寺葬のメリット【3】移動時間の短縮



仮に、お葬式の当日、お墓の納骨まで行う場合、

  • 火葬場 ⇨ 葬儀式場 ⇨ 本堂初七日 ⇨ 墓地で納骨

というように、最大で1日に4回の移動が考えられます。


*お墓が寺墓地ではないケース




ですが『寺葬』の場合、

  • 火葬場 ⇨ 寺院

というように、移動時間の短縮』が可能です。


*お墓が寺墓地のケース




お葬式では、参列者も高齢者であることが多く、移動時間や回数が多くなる程、参列者への負担となってしまいます。

しかし『寺葬』の場合、寺墓地の『檀家』であれば、火葬場集合から最短1回の移動で納骨まで行えるため、大きなメリットと言えるでしょう。



 

寺葬のメリット【4】住職への御車代、送迎費用が掛らない



昔は葬儀の際、遺族が車で住職を迎えに行き、移動の度に送迎して、最後お寺まで送ることが当たり前でした。




そして現在でもその風習は残り、

  • 住職が自家用車の場合 ⇨ 御車代

  • タクシーで移動の場合 ⇨ 手配と送迎費

が掛かります。




ですが『寺葬』の場合、お寺からの移動がないため、

  • 御車代、送迎費用が掛らない

のです。


*火葬経など移動が発生する場合は、『寺葬』でも費用が掛ります。



 

寺葬を行うデメリット



次に、『寺葬』を行うデメリットも紹介します。


  1. 檀家以外は断られる可能性

  2. バリアフリーではない寺院も多い

  3. 参列者が多い時の駐車場

  4. 参列者全員が式に参列できない


*1は寺院や地域によって異なります



 

寺葬のデメリット【2】バリアフリーではない寺院も多い



お寺の本堂は、葬儀を行うことができるのであって、葬儀専用施設ではありません




そのため、高齢者にとっての環境が整っている訳ではないのです。

  • 段差の多い環境

  • 通路の手すり

  • 車椅子用のスロープ

  • 車椅子用のトイレ

など、バリアフリー未対応の寺院が多くなっています。




また、古い寺院では設備が整っていないことも多く、

  • 椅子席の有無

  • 空調設備

など、設備面の快適性が劣る可能性が高くなってしまいます。



 

寺葬のデメリット【3】参列者が多い時の駐車場



一般的な寺院は、駐車場の駐車台数が少なく、車で寺院に参列する方が多い場合、

  • 駐車場対応が困難

になることが、『寺葬』のデメリットでしょう。




そのため、観光名所になっているような寺院ではない限り、

  • 別の駐車場の用意

  • 駐車場誘導の手配

なども念頭に置く必要があります。




一般会葬者も含めた、大規模なお葬式の場合、『寺葬』は不向きかもしれませんね。



 

寺葬のデメリット【4】参列者全員が式に参列できない



『寺葬』は寺院の本堂で行われます。

そして、本堂は必ずしも広いスペースがあるとは言えません




寺院によっては、本堂に入れる人数が限定されます。

つまり、せっかく葬儀に参列して頂いても、全ての人が式に参列できるか分からない訳です。



 

まとめ



今回は、『寺葬』の内容や葬儀費用、メリット・デメリットについて紹介しました。




本来、『檀家』の特権でもある『寺葬』。

しかし現在では、『檀家』以外の受入をしてくれる寺院もあり、葬儀専用会館を持っている寺院もあります。




『寺葬』は、荘厳で厳粛な雰囲気の中、葬儀が進行されます。

他の葬儀会場では決して経験できない、特別なお別れを行うことができます。




また、葬儀費用を安く抑えられる点も、『寺葬』の魅力です。




しかし、『寺葬』にもメリット・デメリットはあります。

皆様の家族に適している葬儀形式かを考え、選択肢の一つとして参考にしてみて下さい。



 

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 葬儀に関する知識は、分からない事が当たり前です。

しかし、分からないからこそ、後々トラブルの原因にもなってしまいます。



  • 葬儀費用が高かった

  • イメージと違った

これが、葬儀の2大トラブルであり、クレームの大半だと言えます。



 そんな葬儀トラブルを回避するためにも、葬儀の準備は事前に行うことが大切なのです。



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