寺院で行うお葬式・寺葬とは?流れや費用相場、メリット・デメリットまで徹底解説

更新日:7月4日

「お葬式は葬儀会館で行うもの」
そう考えている方が多いかもしれません。
近年では、家族葬専用ホールや公営斎場を利用するケースが一般的ですが、実は昔からある葬儀の形として
『寺葬(てらそう)』
があります。
『寺葬』とは、その名の通りお寺(寺院)で執り行うお葬式のことです。
近年は減少傾向にありますが、
葬儀費用を抑えやすい
厳かな雰囲気でお別れができる
代々お付き合いのあるお寺で見送れる
など、多くのメリットがあります。
そこでこの記事では、『寺葬』の一般的な流れや費用相場、メリット・デメリット、『寺葬』が向いている人について分かりやすく解説します。
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寺葬(寺院葬)とは?

『寺葬』とは、寺院の本堂で執り行うお葬式のことをいいます。
昔は『自宅葬』と並んで一般的な葬儀形式でしたが、現在は葬儀会館の普及により減少しています。
多くの場合、その寺院の『檀家(だんか)』であることが利用条件となります。
※寺院によって対応は異なります。
特徴としては、一般的な葬儀場とは違い、寺院の本堂そのものを式場として利用します。
そのため、
本堂にある仏具を利用できる
生花祭壇が不要なケースが多い
特別な厳粛さがある
ことが特徴です。
寺葬の流れはどう進む?

一般的な『寺葬』の流れは次のようになります。
① ご逝去・ご安置
病院や施設からご自宅または安置施設へ搬送します。
↓
② 納棺
故人様を棺に納めます。
↓
③ 火葬
地域によって異なりますが、先に火葬を行うケースが多くなっています。
↓
④ 寺院本堂で葬儀
遺骨を本堂へ移し、読経・焼香を行います。
↓
⑤ 初七日法要
そのまま法要を行う場合があります。
↓
⑥ 納骨
寺院墓地がある場合、その日に納骨まで進めることもあります。
葬儀当日の納骨ではない場合、49日法要後に納骨が一般的です。
全く同じ内容の『お葬式』なのに、
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寺葬の費用相場はいくら?

一般的な葬儀費用の全国平均は、
約150万円〜200万円前後
と言われています。
一方、『寺葬』の場合は比較的費用を抑えられるケースが多く、目安としては、
総額65万円〜100万円程度
になることが多いでしょう。
寺葬の費用内訳

『寺葬』で掛かる費用は、大きく分けると4つあります。
1. 葬儀そのものに掛かる費用
葬儀社へ支払う費用です。
内容例
搬送
安置
棺
火葬手続き
人件費
【相場】
25万円〜50万円前後
2. お布施
寺院へ納める費用です。
内容例
読経料
戒名料
御車代
御膳料
相場
戒名料 30万円〜(寺院や戒名によって異なります)
読経料 5万円〜10万円
御車代 5千円〜1万円
御膳料 5千円〜1万円
合計
35万円〜45万円程度
※宗派・寺院によって大きく異なります。
3. 食事・おもてなし費用
参列者へ提供する費用です。
内容
会食
飲み物
茶菓子
相場
3万円〜15万円
※人数によって変動します。
4. 返礼品・香典返し
参列者へ渡す返礼品です。
内容
会葬御礼
香典返し
相場
5万円〜50万円
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寺葬のメリット

① 葬儀費用を抑えやすい
寺院に祭壇があるため、
生花祭壇
式場使用料
などが不要になることがあります。
結果的に『寺葬』は費用を抑えやすくなります。
② 厳粛で特別な雰囲気
寺院本堂という非日常空間で執り行うため、通常の葬儀会館では味わえない厳かな空気があります。
「しっかり供養したい」
という方に選ばれています。
③ 移動が少なく負担が減る
寺院に墓地がある場合、
火葬場
寺院
納骨
までスムーズに進められます。
高齢の参列者が多い場合、大きなメリットです。
④ 住職の送迎費が不要
通常のお葬式では、
御車代
タクシー代
が必要になることがあります。
『寺葬』なら住職が移動しないため費用を抑えられます。
寺葬のデメリット

① 檀家でないと利用できない場合が多い
多くの寺院では、檀家の方のみが対象です。
※寺院によっては、檀家以外の対応する場合もあります。
② バリアフリーではない場合がある
古い寺院では、
段差が多い
車椅子対応がない
手すりがない
空調設備が整っていない
というケースが多くあります。
高齢者が多い場合は確認が必要です。
③ 駐車場が少ない
一般的な寺院は駐車スペースが限られています。
参列者が多い場合、
臨時駐車場
誘導スタッフ
が必要になることがあります。
④ 収容人数に限界がある
本堂は広さが決まっています。
参列者の多い大規模葬儀の場合、全員が本堂へ入れないケースがあります。
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『寺葬』についてよくある質問(FAQ)

Q. 寺葬は檀家でないとできませんか?
基本的には檀家向けですが、最近は檀家以外でも受け入れる寺院があります。
事前確認が必要です。
Q. 寺葬は家族葬でもできますか?
可能です。
むしろ少人数の家族葬と相性が良いとも言えるでしょう。
Q. 一般的な葬儀より本当に安いですか?
祭壇費用や会場費が不要になるため、比較的安くなる傾向があります。
Q. どこの葬儀社でも対応できますか?
すべての葬儀社が対応できるわけではありません。
寺院との連携経験がある葬儀社を選ぶことが重要です。
寺葬を検討する際のポイント

『寺葬』は、
代々お付き合いのある寺院がある
しっかり供養を重視したい
費用を抑えたい
厳かな雰囲気で送りたい
という方に向いています。
一方で、
大人数の参列
バリアフリー重視
駐車場確保
など、会場設備が整っている環境での葬儀が向いている方は、慎重に検討した方が良いでしょう。
まとめ|寺葬は昔から続く伝統的な葬儀形式です

寺院で行うお葬式である『寺葬(寺院葬)』は、昔からある伝統的な葬儀形式です。
そして『寺葬』の大きな魅力は、
費用を抑えやすい
厳かな雰囲気
供養を大切にできる
という点です。
その一方で、
檀家条件
駐車場
設備面
など注意点もあります。
葬儀は突然訪れるものだからこそ、事前に選択肢を知っておくことが大切です。
家族に合った後悔のないお見送り方法を考えておきましょう。
葬儀に関するご相談は『橙縁社』へ

葬儀に関する知識は、分からない事が当たり前です。
しかし、分からないからこそ、後々トラブルの原因にもなってしまいます。
葬儀費用が高かった
イメージと違った
これが、葬儀の2大トラブルであり、クレームの大半だと言えます。
そんな葬儀トラブルを回避するためにも、葬儀の準備は事前に行うことが大切なのです。
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